社会
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『東京の生活史』重さ1425g 150人がそれぞれの東京を語った前代未聞の試み!
2021年10月14日150人の聞き手が「東京にいる人、いた人、いたことのある人」150人の語り手から話を聞き、それぞれ一万字にまとめて本を作る。上下二段…more
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『愛を描いたひと イ・ジュンソプと山本方子の百年』歴史に翻弄された夫婦愛の物語
日本ではあまり知られていないが李仲燮(イ・ジュンソプ)は韓国の国民的画家で「韓国のゴッホ」とも呼ばれている。39歳で夭折した天才画家…more
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『スピリチュアルズ 「わたし」の謎』
ベストセラー『言ってはいけない 残酷すぎる真実』の著者である橘玲氏が、最新の心理学と脳科学の観点から「わたし」とは何かを説く一冊だ。more
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『部活動の社会学 学校の文化・教師の働き方』「保護者の期待」も影響 過熱する部活動の問題を分析
2021年10月2日"部活動が維持・存続できているのは多くの教員の犠牲によるものだ、という現実は誰もが直視すべきだろう。最近は、部活動を地域クラブに移行…more
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『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。』は、こわいもの知らずのぶつかり稽古だ!
アルバイトの時給はいつも最低賃金という音楽/相撲ライターの和田静香が、立憲民主党の衆議院議員、映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』…more
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地球温暖化問題を考えるヒント『地球の未来のため僕が決断したこと』
地球温暖化対策では、「石炭火力発電所撤廃」や「EV・水素車の普及」があたかも万能な対応策のように語られがちだが、実はそれらの定量イン…more
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『早く絶版になってほしい #駄言辞典』滅びるべき駄言の存在は社会の成長の証でもある
2021年9月4日ページをめくると、いかにもありそうな駄言のオンパレード。いくつかを紹介しよう。「女性ならではの感性」「美人すぎる○○」「リケジョ」「…more
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『コード・ガールズ 日独の暗号を解き明かした女性たち』を読む
2021年8月22日本書は、近年明らかになった資料と、そんな本人たちへのたんねんな取材にもとづき、第二次世界大戦の趨勢を大きく替えたコード・ガールズの活…more
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『他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ』まず自分の靴を脱ぐこと 足元から世界を変えていく
2021年8月21日著者が今、最も旬な書き手であることを確信させられる一冊だ。世界を覆う社会的なテーマを生活者として語り、解決のヒントを暮らしの中に見出…more
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船上での無謀な取材を重ねた傑作『アウトロー・オーシャン 海の「無法地帯」をゆく』
2021年8月17日著者は、過去にピューリッツァー賞を獲得したことも敏腕記者だ。「記事を書くな、物語を語れ」という『ニューヨーク・タイムズ』で学んだ鉄則…more
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『ヒロシマを暴いた男 米国人ジャーナリスト、国家権力への挑戦』《世紀のスクープ》マッカーサーが隠した被爆者の真実
2021年8月14日本書はキノコ雲の下で生き残った生存者の生の声を初めて報道した『HIROSHIMA』の著者ジョン・ハーシーと記事を掲載した〈ニューヨー…more
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『帰還兵の戦争が終わるとき 歩き続けたアメリカ大陸2700マイル』イラクで負った心の傷 終わらない戦争と癒やし
2021年8月7日今後も米国では帰還兵の問題が深刻化していくであろう。本書はこの問題に対する1つの処方薬になるかもしれない。そしてこれは、日本が今後、…more
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『あなたの名はマリア・シュナイダー 「悲劇の女優」の素顔』親族の目線で綴る、一人の女優の生涯
2021年8月6日「ラストタンゴ・イン・パリ」は中年男性と若い女性が大胆なセックスを繰り返すイタリア映画で、監督はベルナルド・ベルトルッチ。主役の中年…more
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『きみが死んだあとで』羽田闘争で亡くなった京大生を悼む14人へのインタビュー
"1967年10月8日、ベトナム戦争反対を叫び佐藤栄作総理の南ベトナム訪問を阻止せんとする全学連と機動隊とが羽田・弁天橋で激突した。…more
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『海がやってくる 気候変動によってアメリカ沿岸部では何が起きているのか』沈みゆく米国沿岸部 気候変動最前線の光景
2021年7月31日"気候変動は意見が割れやすいテーマだ。米国には前大統領のように地球温暖化を信じない人々も多いという。陰謀論を信じる者にいくら理を説い…more