社会
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もしも、あなたが『児童養護施設で暮らすということ 子どもたちと紡ぐ物語』
2022年3月11日あなたは「児童養護施設」を、ご存知だろうか? 名前だけは知っている、知り合いに出身者がいる、どんな状況であっても、いまの日本の現実と…more
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『おもちゃ』彼女が転落した理由
この人をみるたびに、「アンバランス」という言葉が思い浮かぶ。元参議院議員の河井案里である。芸能人や文化人にもアンバランスな人は多いが…more
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『アンソロ・ビジョン 人類学的思考で視るビジネスと世界』好奇心の使い方で、大きなリスクを未然に防ぐ
2022年2月26日ノンフィクション好き、とりわけ未開の地に住む部族の物語などが好きな人にとっては、実に役立つ一冊と言えるだろう。人類学的な思考法を獲得…more
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『ソ連兵へ差し出された娘たち』“数え年で18歳以上、未婚” その慟哭は今も聞こえる
1945年8月9日、ソ連の対日戦参戦によって満州開拓団の日本人移民は祖国に捨てられた。日本に引き揚げるまでの悲惨な生活は、さまざまな…more
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『ヘルシンキ 生活の練習』人生はスキルの練習
2022年2月22日近所を散歩していて、なんだか最近お洒落な女の子が増えた気がするなぁと思っていたのだが、オープンまもない北欧カフェがお目当てらしいとわ…more
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人と出会う豊かさが集まった『送別の餃子』
遠い異国での出来事は、慣れている場所ではないからこそ記憶に残りやすいのだろうか。旅先で、そこに住む人の様々な親切や優しさ、悪意や意地…more
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『破綻の戦略 私のアフガニスタン現代史』日本人が現地で見つめたアフガニスタンの混迷
2022年2月19日本書は、タリバン総帥のウマル、北部同盟のマスード司令官、アフガニスタンのロビンフッドといわれたマジッド・カルカニーとその周辺の人物に…more
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『当事者は嘘をつく』性暴力被害の「新しい語り方」を切り拓く
2022年2月17日傷跡から血が滲み出ているような一冊だ。 読み終えた後もずっと「凄いものを読んだ」という余韻が消えない。早くも今年のベスト級の一冊に出…more
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『地方メディアの逆襲』共に生きて、共に歩む。これからのメディアのあり方
本書は、秋田魁新報、琉球新報、毎日放送、瀬戸内放送、京都新聞、東海テレビ放送の6社を取り上げる。新聞記者やドキュメンタリー制作者など…more
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『アダム・スミス 共感の経済学』「見えざる手」の前提条件としての「共感」
2022年2月16日アダム・スミスと言えば、「見えざる手」の『国富論』(1776年)で有名な、「近代経済学の父」である。『国富論』は、貿易による貴金属と…more
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『AI監獄ウイグル』史上最悪の「AI監獄」は誰によってつくられたか
2022年2月12日新疆ウイグル自治区には約1100万人ものイスラム系ウイグル族が住む。彼らに対する中国政府の苛烈な弾圧はすでに広く報じられ、強制収容所…more
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『問題の女 本荘幽蘭伝』その名を知らぬ者はなし。明治から大正に咲いた仇花
2019年NHK大河ドラマ『いだてん』に登場する「本庄」という男っぽい女性記者のモデルは本荘幽蘭ではないかと推測される。挿話収集家の…more
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『NFTの教科書 ビジネス・ブロックチェーン・法律・会計まで デジタルデータが資産になる未来』
本書はNFT(Non-Fungible Token)の特性についてアート・法律・会計・税務など各ジャンルのスペシャリストが解説し、こ…more
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『メルケル 世界一の宰相』『聖子 新宿の文壇BAR「風紋」の女主人』『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?』ー彼女たちがいなかったら
2022年2月2日世界経済フォーラムが昨年出した男女格差を測るジェンダー・ギャップ指数で、日本は156カ国中120位。政治に関してはなんと147位だ。…more
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あの ”THE わきまえない女” 谷口真由美の大問題作!『おっさんの掟:「大阪のおばちゃん」が見た日本ラグビー協会「失敗の本質」』
2022年2月1日「わきまえない女」の代表格、大阪のおばちゃん・谷口真由美が日本ラグビー協会で見たのは「おっさんの掟」の数々だった。協会理事への着任か…more