仲野 徹
http://www.fbs.osaka-u.ac.jp/labs/nakano/
ノンフィクション、とりわけ伝記が好き。それが昂じて専門誌に「なかのとおるの生命科学者の伝記を読む」を連載。単行本(学研メディカル秀潤社)として上梓したところ、成毛代表の目にとまりHONZに参加。書籍購入費の抑制、および、仕事と飲酒と読書のバランスとれた鼎立、が永遠の課題。
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世紀の奇書?『土葬の村』は貴重な民俗的資料である
2021年3月27日かつて日本でも広くおこなわれていた土葬。いまや絶滅危惧である。土葬のみならず、野焼き火葬や風葬も同じ運命だ。これらの習慣がなくなると…more
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「『考える、書く、伝える 生きぬくための科学的思考法』は、大学生にとってのバイブルだ!」というようになってほしいぞ(著者談)
2021年3月22日大阪大学では、新入生必修の『学問への扉』というゼミがあります。令和2年度の春・夏学期、新型コロナウイスル禍の中、Zoomで開講した『…more
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あらゆるコミュニケーションに応用できる方法論『患者の話は医師にどう聞こえるのか』
2021年3月21日「医学が技術的に進歩すればするほど、私たちはストーリーのはたす役割の重要性を再認識させられる」医師・患者のコミュニケーション、より正…more
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科学の真髄ここにあり!?『ヘンな科学”イグノーベル賞” 研究40講』がおもろすぎるぞ。
2021年2月27日「人々を笑わせ考えさせた業績」に与えられる、あのイグ・ノーベル賞。その栄誉ある受賞対象から、40個の特別におもろい研究を選りすぐって…more
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こんなに違う、日米医学事情『医療現場は地獄の戦場だった』
2021年1月30日ハーバードメディカルスクール第二の教育病院、ブリガム・アンド・ウィメンズ病院に勤める大石啓医師。大石医師は、いかにして米国で医師にな…more
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ギネスに届け!爆笑『明石家さんまヒストリー1、1955~1981 「明石家さんま」の誕生 』
2021年1月27日タモリ、たけしとならびお笑いビッグ3と称される明石家さんま。その長大な伝記の第一巻である。奈良で育った杉本高文がお笑いに目覚め、笑福…more
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しなやかに死を語る軽やかな対談 『いつか来る死』
2021年1月16日在宅医療の小堀鷗一郎医師と糸井重里氏による死をめぐる対談。それぞれの死はいかに個別的なのか。「『縁起でもない』をやめよう」、「どんな…more
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誰もが当事者として考えるべきであるという問題提議 『ルポ 「命の選別」誰が弱者を切り捨てるのか?』
2021年1月3日『ルポ「命の選別」 誰が弱者を切り捨てるのか?』では、リアルな事例を元に、現れつつある「優生社会」のさまざまな問題点が明らかにされて…more
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最強&最恐のアートディレクターは時代を超える『TIMELESS 石岡瑛子とその時代』
2020年12月27日アートディレクター・石岡瑛子。資生堂宣伝部から、渋谷パルコ、そして、コッポラ映画やシルク・ドゥ・ソレイユ、北京五輪での衣装。時代を超…more
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『おばんでございます』サクラギシノを知っていますか?
2020年12月4日直木賞作家・桜木紫乃さんの初エッセイ集。その小説は官能的であったりするのだが、お人柄は爆笑。NHKテレビ『あさイチ』でも大人気を博し…more
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あなたにはどんな色に見えていますか?『「色のふしぎ」と不思議な社会 ―2020年代の「色覚」原論 』
2020年11月29日「色覚異常」と診断された著者・川端裕人が、さまざまな角度から「色のふしぎ」に迫る。学校でおこなわれていた色覚検査、就職における色覚差…more
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天才・小田嶋ここにあり! 『災間の唄』と『日本語を、取り戻す。』
2020年11月27日コラムニスト小田嶋隆の過去10年にわたるTwitterの内容を集めた『災間の唄』、そして、安倍晋三をはじめとする政権担当者たちについ…more
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偉大な父の子、鷗外の三男坊『類』の物語
2020年10月30日明治の大文豪にして、陸軍軍医総監まで登り詰めた森鷗外、林太郎。鷗外の5人の子どもの三男坊にして末っ子、類。偉大なる父の子として期待さ…more
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ウンコするならこれを読め!『ウンコはどこから来て、どこへ行くのか ―人糞地理学ことはじめ』
2020年10月27日汚いと蔑まれがちなウンコ。しかし、その昔、人糞は肥料として尊ばれ、うまくリサイクルされていた。しかし、時代は流れ、不要な汚物という烙…more
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『闇の脳科学「完全な人間」をつくる』 その先駆者の栄光と悲劇、そして「脳操作」の現在と未来
脳機能を操作する深部脳刺激(DBS)。すでにパーキンソン病の治療などに用いられているが、精神疾患の治療や心理操作など、さまざまな応用…more