HONZ記事
-
『知ってるつもり -無知の科学』知らないことを知らないと、どうなるか
いざ当たり前に知っているだろうと思っていることを質問されたときに、言葉にする前は自信があったのに、いざ言葉にしようとすると答えに窮す…more
-
九歳でロケット、十四歳で核融合炉を作った「天才」──『太陽を創った少年』
彼は核融合炉を作り上げるだけで止まらずに、そこで得た知見と技術を元に兵器を探知するための中性子を利用した(兵器用核分裂物資がコンテナ…more
-
『経営者 日本経済生き残りをかけた闘い』日本を支えた「渋沢資本主義」
東芝だけでなく、神戸製鋼、三菱マテリアルなど、日本の大企業の不祥事が相次いでいる。しかし、これらを個別の企業の経営管理の問題と捉えて…more
-
『 別冊100分de名著 読書の学校『西遊記』』生きるのが難しい世の中をどう生きていったらいいのか?
2018年5月24日出口さんの『西遊記』の授業は、まず、古典を読むことの意義を解くことから始まる。というとちょっと語弊があるかもしれない。出口さん曰く「…more
-
『知の果てへの旅』 ヒトの知に限界はあるのか?
2018年5月22日"人類はいつかこの世の謎の全てを解き明かすのか、それともいつまでも知ることのできない究極の謎が存在するのか。本書は、過去の科学者たち…more
-
『軌道 福知山脱線事故 JR西日本を変えた闘い』
2018年5月21日福知山線脱線事故 ー 2005年4月25日、JR西日本の宝塚駅発の電車がカーブを走行中に脱線、107名の死者と592名の負傷者を出し…more
-
『道ひらく、海わたる 大谷翔平の素顔』不完全だからこそやってみる
「大谷翔平」はどのようにして生まれたか。その秘密の一端を解き明かしてくれるのが、『道ひらく、海わたる 大谷翔平の素顔』だ。著者は大谷…more
-
今週のいただきもの:2018年5月13日週
2018年5月19日鯵が旬の季節です。江戸の学者新井白石が「鯵とは味なり。其の味の美をいふなり」と評したほど。鯵の語源は「味」で、その味のよさから名付け…more
-
『コンビニ外国人』身近だけどよく知らない、ではすまされない
もはや毎日のように顔を合わせている人たちについての話だ。数多くのインタビュー、数字から見る規模感と潮流の変化、そして社会的な受け入れ…more
-
『教養としての「ローマ史」の読み方』再編の時代を生きるために必要な英知が詰まった1冊。
書の著者は『帝国を魅せる剣闘士』、『愛欲のローマ史』などの著述や漫画家ヤマザキマリがナビゲータを務めたBSフジの番組『ローマ街道物語…more
-
『花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生』
本書『花殺し月の殺人──インディアン連続怪死事件とFBIの誕生』は、2017年にダブルデイ社から刊行された、デイヴィッド・グランの最…more
-
『合成生物学の衝撃』生物学、その先の未来
2018年5月17日現代物理学の応用製品が日常生活に登場するまで半世紀。そろそろ生物学も我々の日常生活にインパクトを与える頃だ。本書はその最先端をのぞく…more
-
『怖い女 怪談、ホラー、都市伝説の女の神話学』その正体を探る
2018年5月16日最も怖いジャパニーズホラー映画は何か。著者の沖田瑞穂がインターネット検索をした結果、総合、男性、女性すべてで『リング』シリーズ、『…more