HONZ記事
-
『KGBの男 冷戦史上最大の二重スパイ』ソ連のエリートがMI6に、歴史を動かした二重スパイ
2020年9月5日"スパイ小説といえば007シリーズの作者イアン・フレミングや、ジョン・ル・カレといった英国の作家の名が頭に浮かぶ。「やはり、スパイ小…more
-
『邦人奪還 自衛隊特殊部隊が動くとき』自衛隊特殊部隊では普段なにをしているのか、元隊員が赤裸々に語る
2020年9月3日すでに5万部に届く勢いだというドキュメント・ノベル『邦人奪還 自衛隊特殊部隊が動くとき』は、そのあまりのリアルさが話題になっていると…more
-
『邦人奪還 自衛隊特殊部隊が動くとき』元特殊部隊員が伝える、「特別警備隊」創設の舞台裏と尖閣隠密上陸のあらまし
2020年9月2日北朝鮮でクーデター勃発! ミサイル発射を企む北の軍部に対し、米国がピンポイント爆撃へ。しかしその標的そばには、日本人拉致被害者がいる…more
-
『眠りがもたらす奇怪な出来事──脳と心の深淵に迫る』 夢遊運転病、セクソムニア、非24時間睡眠覚醒症候群
著者のガイ・レシュジナーは、睡眠を専門とする高名な神経科医である。彼が勤務するロンドンの睡眠障害クリニックには、種々の問題を抱えた患…more
-
『伝説の「サロン」はいかにして生まれたのか コミュニティという「文化装置」』リモートワークの時代に創造的な場をどう作るか
2020年8月29日"特定の時代や場所に、すごい才能の持ち主がなぜか集まることがある。新しい芸術や思想を生み出した19世紀末のウィーン、あるいは1920…more
-
世界の食文化史がひっくり返る大発見!『幻のアフリカ納豆を追え!―そして現れた<サピエンス納豆>』
『謎のアジア納豆 そして帰ってきた〈日本納豆〉』から4年。前作で解き明かしきれなかった異国の納豆の正体を、完全に明らかにした驚天動地…more
-
誰でもわかる『みんなに話したくなる感染症のはなし』、みんな読んでね! <自著の前書きです
中学生にもわかる感染症の本。ウイルス、細菌、免疫について、とりあえずこれくらいを知っておいたら大丈夫。新型コロナウイルスの報道でさま…more
-
『幻のオリンピック:戦争とアスリートの知られざる闘い』を読んで、スポーツと平和について考える
2020年8月27日1940年、皇紀2600年を記念して東京でオリンピックが開催されるはずだった。しかし、日本政府が開催を断念、中止された。それを巡っ…more
-
進化の実験場たる都市──『都市で進化する生物たち: ”ダーウィン”が街にやってくる』
都市で進化する生物たち: ”ダーウィン”が街にやってくる 作者:スヒルトハウゼン,メノ 出版社:草思社 発売…more
-
『邦人奪還 自衛隊特殊部隊が動くとき』小説だからこそ書けた安全保障問題の不都合な事実
2020年8月26日元海上自衛隊の特殊部隊「特別警備隊」の創設者のひとりで先任小隊長を務めていた伊藤祐靖氏が書いた小説だ。ノンフィクション書評サイトのH…more
-
『ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論』世界はくだらない仕事にあふれてる
"待ちに待った邦訳がようやく出た。デヴィッド・グレーバーの『ブルシット・ジョブ』である。「ブルシット・ジョブ」とは、「クソどうでもい…more
-
裸で出っ歯の珍奇なネズミが、人類を救う? 『ハダカデバネズミのひみつ』
「そんな珍奇なネズミだけで、一冊分もネタがあるの?」と、思われるだろうか。とんでもないことである。今すぐデバに伏して謝ってほしい。キ…more
-
「医療政策」は政治家だけのもの? 『世界一わかりやすい「医療政策」の教科書』
2020年8月25日国民皆保険が実現されている日本の医療制度は、他国の範となっているように見える。しかし、これからの低成長経済や超高齢化社会、現在の新型…more