HONZ記事
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VRの父と呼ばれるジャロン・ラニアーによる、激動の半生とVRについて──『万物創生をはじめよう──私的VR事始』
この『万物創生をはじめよう』は、最初期のVR技術の探求、起業者であり、VRの父と呼ばれる(バーチャルリアリティという言葉の発案者で…more
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『ファシズムの教室 なぜ集団は暴走するのか』日常に潜む小さなファシズム
2020年6月24日"甲南大学文学部の田野大輔教授のファシズム体験学習である。 田野教授が「田野総統」、学生たちは「田野帝国の国民」となって行なわれる…more
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『フューチャー・ネーション 国家をアップデートせよ』
本書はすっかり色あせてしまった従来のグローバリズムの問題点を洗い出し、新たなビジョンと方法論を提唱する、いわば「新生グローバリズムの…more
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今週のいただきもの:2020年6月14日週
2020年6月20日きゅうりをそのまま実らせておくと、どうなるか知っていますか?巨大になり、黄色くなっていきます。普段食べている緑色のきゅうりは、未熟な…more
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『絶望を希望に変える経済学 社会の重大問題をどう解決するか』経済学が自分ごとに変わる本
2019年ノーベル経済学賞受賞者が、移民、経済成長、気候変動、経済格差などの大きくて複雑な社会問題について切り込んでいく一冊だ。経済…more
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『シリア原子炉を破壊せよ イスラエル極秘作戦の内幕』極秘裏のシリア原子炉空爆、その背後の覚悟と戦略
2007年、シリアの砂漠地帯で密(ひそ)かに建設されていたアルキバール原子炉を、イスラエルが空爆した。イスラエル政府がこの攻撃を公式…more
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『2020年・米朝核戦争 』ひっそりと世に現れていた奇書
発売日は先月5月8日。ひっそりと世に現れていた奇書だ。著者のジェフリー・ルイスは核不拡散と地政学の専門家だという。原題は「米国に対す…more
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『デジタルで読む脳 X 紙の本で読む脳 深い読み」ができるバイリテラシー脳を育てる』
2020年6月17日20世紀後半に発達したデジタル技術は読書の形態を大きく変え、電子ブックを身近なものにした。では、紙の本から電子ブックへの転換は、人間…more
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『女帝 小池百合子』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2020年6月15日今。東京都知事選を前にして『女帝小池百合子』が売れています。どんな売れ方をし、どんな方々に読まれているのでしょう。more
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第三次産業革命の根幹資源『レアメタルの地政学』
クリーンエネルギー社会を支える電気自動車やデジタル機器はより多くのレアメタルを必要となる。本書は、今後、私たちの社会にとって重要な資…more
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『建築の東京』東京はどこへ向かうのか、建築から見えてくる未来
2020年6月13日"鴨長明の『方丈記』には、有名な「ゆく川の流れは」の後に、次のようなことが書かれている。美しい都で競い合うように並んでいた建物も昔か…more