HONZ記事
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郡司芽久の『キリン解剖記』は研究の真骨頂だ!
2019年7月8日女子東大生・郡司芽久は遺体科学を専門とする遠藤秀紀の指導の下、キリンの解剖にとりかかる。理由は、子どもの頃からキリンが好きだったから…more
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「『こわいもの知らずの病理学講義』につまずいた人、必読!」ってどういう意味やねん! 『おしゃべりながんの図鑑 病理学から見たわかりやすいがんの話』
おしゃべりなおばちゃん病理医による「がんの図鑑」。著者自らのイラストを駆使しながら、がんとはどういう病気か、が、わかりやすく解説され…more
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今週のいただきもの:2019年6月30日週
2019年7月6日桃がおいしい季節ですね。桃は中国原産で、3000年以上前から食用として栽培されていました。日本では、縄文時代末期〜弥生時代の遺跡から…more
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『迷いを断つためのストア哲学』現代人が共感しやすい「普通」の感覚の哲学
宗教や思想や哲学には、断定的であったり難解すぎたりして、とてもついていけないものが多い。しかし、ストア哲学の「普通」の感覚は、現代に…more
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人文文化と科学文化の融合──『なぜ脳はアートがわかるのか 現代美術史から学ぶ脳科学入門』
2019年7月5日なぜ脳はアートがわかるのか。そんなことをいうと「いや、自分はさっぱりアートはわからん」という人がわらわら湧いて出そうだが、かくいう僕…more
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『人生で大切なことは泥酔に学んだ』悲しいかな、酒を呑んでしくじったところで人生は終わらない
2019年7月3日日本は失敗が許されない社会といわれてきた。一度、レールを踏み外すと、再浮上が難しい。組織の論理も加点よりは減点に重きを置く。だが、悲…more
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『骸骨巡礼 イタリア・ポルトガル・フランス編』身も蓋もありません
2019年7月2日本書は南欧での墓地巡礼の記録なのだが、旅行記としてはかなりヘンである。自分で始めておきながら、ご本人が「どうしてこんなこと、始めちゃ…more
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『レオナルド・ダ・ヴィンチ』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2019年7月1日"今年、2019年はレオナルド・ダ・ヴィンチの没後500年に当たる年だそうです。天才と言われる数々の仕事、謎の多い姿。科学が進化すれ…more
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『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ヒップでポップで、最高にかっこいいパンクなかあちゃんにインタビューしてきた!(その3)
第3回はもう一冊の新刊『女たちのテロル』についてもお聞きした。そのあと、迷走が続くイギリスのEU離脱問題についての考えと、貧困の現状…more
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『流れといのち 万物の進化を支配するコンストラクタル法則』生命の知恵の結晶
コンストラクタル法則は、一般向けには前作『流れとかたち』(紀伊國屋書店、2013年)で啓発書として発表され、読書界に強いインパクトを…more
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今週のいただきもの:2019年6月23日週
2019年6月29日さくらんぼのおいしい季節です。さくらんぼは、漢字で書くと「桜ん坊」や「桜桃」と書きますね。「桜ん坊」の漢字の由来は、桜の実という意味…more
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『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』ヒップでポップで、最高にかっこいいパンクなかあちゃんにインタビューしてきた!(その2)
第2回はお住まいにになっているロンドンの南に位置するブライトンという町について、と音楽の話をお聞きした。「パンク」はほとんどわからな…more
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自分が楽しいから書くのが一番『読みたいことを、書けばいい』
田中泰延をご存知だろうか?知らない人は知らないが、知っている人は知っている人物だろう。(当たり前だ)田中泰延と書いて「たなかひろのぶ…more