HONZ記事
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『社長の条件』日本企業のガバナンスのあるべき姿を示す経営改革の集大成
2019年6月19日本書の最大のポイントは、日本的経営の本丸である経団連トップの中西宏明会長を対談相手として担ぎ出したことである。more
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『キン肉マン「超人」初回限定ケース版 』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2019年6月17日"発表されたときに「すごい本が出てくるな」と思った人は間違いなくジャンプ黄金期世代。その証拠に、書店店頭での予約も大盛り上がりで、当…more
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『ストーカーとの七〇〇日戦争』ストーカーは病気である!
本書は被害当事者が、ストーカー行為の一部始終を赤裸々に語った数少ない本である。一度は信頼した人が変貌していく過程に総毛だつ。more
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今週のいただきもの:2019年6月9日週
2019年6月15日今年の夏はウズベキスタンへ行きたいと思っており、中央アジアの食文化について調べています。遊牧民にとって、乳製品は食生活の重要な糧です…more
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『レオナルド・ダ・ヴィンチ』傑人が残した「メモ」から思考の中身を垣間見る
なぜ今、レオナルド・ダ・ヴィンチの伝記を書こうとしたのか。それは、科学と芸術、人文学と技術といった異なる領域を結びつける能力こそが真…more
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日本人なら浄瑠璃を! ”渦 妹背山婦女庭訓 魂結び”
2019年6月14日妹背山婦女庭訓は、浄瑠璃作者・近松半二による文楽や歌舞伎での大人気演目。そして、『渦』は、半二の生涯と妹背山婦女庭訓の成立を縦軸に、…more
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『「うつ」は炎症で起きる』 「それは体の問題」という新たな視点
若い医師はあるとき、リウマチ性関節炎と診断されていた女性患者がうつ病をも患っていることに気づいた。そのささやかな発見に気をよくした彼…more
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『みんなの「わがまま」入門』小さな声を社会につなぐ方法論
2019年6月11日本書は、デモや社会運動に懐疑的な人たちにぜひおすすめしたい一冊。著者は社会運動の研究者です。社会運動をしている人に聞き取りをして、人…more
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とまどわないペリカン 『ハシビロコウのすべて』
2019年6月9日「動かない鳥」として、大人から子どもまで人気があるハシビロコウ。しかし、意外にも、その本は世に少ない。本書は待ちに待った「一冊まるご…more
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今週のいただきもの:2019年6月2日週
2019年6月8日最近、仕事がすこーし忙しく、食べるものがてきとうになりがちです。忙しい時は、甘いものを我慢しないのですが、そうは言ってもお腹のあたり…more
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『Dr. ヤンデルの病院選びーヤムリエの作法』を読んで病院選びの達人をめざそう
あのDr.ヤンデルの本である。と言われても「?」の人が多いかもしれない。ツイッターのフォロワー数10万人近く、間違いなく日本でいちば…more
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『準備せよ。 スポーツ中継のフィロソフィー』スポーツの名場面を生み出す制作者の哲学
本書は箱根駅伝、プロ野球、Jリーグ、サッカーワールドカップ、オリンピック・パラリンピックなど、あらゆるスポーツ中継を経験し、現在WO…more