「解説」から読む本
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『<映画の見方>がわかる本 ブレードランナーの未来世紀 』
2017年10月29日"映画をテーマや同時代性など、あらゆる周辺状況を取り除いて画面の中に映っているものだけで論じる映画評論も私は好きだが、そればかりでは…more
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『佐治敬三と開高健 最強のふたり』
2017年10月22日本書は佐治敬三と開高健の二人の物語だ。著者の北康利さんはこの二人を正確に描き出すために膨大な数の資料を集めた。巻末に主な参考文献がリ…more
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『日本の15歳はなぜ学力が高いのか?』教育の旅紀行
2017年10月8日ロンドンの貧困地区の中等学校で数学を教えていたイギリス人教師が、学校をめぐる旅に出た・OECD(経済協力開発機構)が実施しているPI…more
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『重力波は歌う』想いを乗せて、重力波は歌い続ける
2017年10月3日重力波の初検出は、物理・天文分野での今世紀最大の発見の一つであることは間違いない。 そして、その大発見が産み出される過程におい…more
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『たいへんな生きもの』問題を解決するとてつもない進化
2017年9月29日生きることは問題だらけだ。仲間との競争あり、食べ物にありつけなければ明日はなく、絶えず捕食者に狙われ、もちろん愛のお相手も…more
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『よしもと血風録 吉本興業社長・大﨑洋物語』
2017年9月23日"吉本興業は芸人さんも社員も、学校の勉強が嫌いだったり不得意だったり、あるいは社会の枠からはみ出してしまったような人間が集まってやっ…more
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『無銭経済宣言 お金を使わずに生きる方法』
2017年8月29日本書は、19か国で刊行され日本でも大きな反響を呼んだ『ぼくはお金を使わずに生きることにした』の著者による第二作 The Moneyl…more
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『アメリカを動かす「ホワイト・ワーキング・クラス」という人々』
2017年8月26日私が一番感銘を受けたのは、 こうした社会の断絶状況を前に、「エリート」や「リベラル」が如何にして白人労働者の信頼と支持を回復する…more
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『食事のせいで、死なないために もっとも危ない15の死因からあなたを守る、最強の栄養学』
2017年8月25日本書『食事のせいで、死なないために』全2巻は、史上最大規模の疫学研究「チャイナ・スタディ」をはじめとする数々の大規模研究や、特定の疾…more
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『子育ての大誤解 重要なのは親じゃない 』「言ってはいけない」真実が示す、親と子の幸福なあり方
2017年8月23日いまでいう「デキ婚」で24歳のときに長男が生まれたのだが、その子が中学に入るくらいからずっと不思議に思っていたことか…more
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『祖国の選択 あの戦争の果て、日本と中国の狭間で』
2017年7月28日本書のノンフィクション作品としての迫力は、苦しみや悲しみを描いたことにあるわけではない。この作品の土台の強さは、その先に生じた人々の…more
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『戦争がつくった現代の食卓 軍と加工食品の知られざる関係』
2017年7月8日ネイティック研究所は兵士の装備品や食糧の研究開発を行なう施設である。戦時には極限状態に置かれる兵士にとって、体力を維持して士気を高め…more
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『ホーキング、ブラックホールを語る BBCリース講義』
2017年6月25日この本は2016年に放送された歴史あるBBCシリーズレクチャーでホーキングが二回にわたって話した講義録である。BBC科学ニュースの編…more