2014年6月
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『浪速のロッキーを〈捨てた〉男 稀代のプロモーター・津田博明の人生』ボクシングビジネスの光と影
2014年6月30日"世界タイトルまで行くには、テレビ局がついてくれなあかん。そのためには注目されることが大事や。おまえがプロデビューしたら、オレが適当…more
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『「音楽の捧げもの」が生まれた晩: バッハとフリードリヒ大王』by 出口 治明
クラシックが好きな人間なら、バッハの「音楽の捧げもの」という名曲を少なくとも一度は聞いたことがあるはずだ。この曲は、老バッハがフリー…more
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『紙つなげ!彼らが本の紙を造っている』-編集者の自腹ワンコイン広告
"「8号が止まるときは、この国の出版が倒れる時です」 本を読む人なら絶対に見過ごせない、こんな刺激的なプロローグから本書は始まりま…more
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東北が日本を支える。『紙つなげ!彼らが本の紙を造っている』
2014年6月27日2011年3月11日、14時46分。東北地方を襲った地震と津波。いわゆる東日本大震災は、宮城県石巻市に大きな被害をもたらした。石巻市…more
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自分が旅立つ前に残しておくべきものは?『死者を弔うということ』
"誰にとっても死は他人ごとでもあるかのように振り払いたくなるが、避けられない死。本書は、人が意識を失った後のできごと、「弔い方」を世…more
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本が導く「楽しい」のその先 『ROADSIDE BOOKS 書評2006-2014』
2014年6月25日ページをめくるたびに、心が強く突き動かされる本がある。少し時間が経つと、そのときの興奮や気づきが薄れてしまうものだから、何回も何回も…more
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『紙つなげ!』2014年上半期最高の社会派感動ノンフィクション
2014年6月24日「この工場が死んだら、日本の出版は終わる・・・」こんな帯が巻かれた本を書店で見て、手に取らずに店頭を通り過ぎることができる本好きは少…more
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伝説の奇書『くう・ねる・のぐそ』文庫化記念! 対談式文庫解説
本書は、おそらく世界中を見ても類書がまったくない、唯一無二の本。そのテーマからして他の追随を許さない、まさに「独走」状態の一冊だよね…more
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6月のこれから売る本-大垣書店烏丸三条店 吉川敦子
2014年6月22日"HONZをご覧の皆様こんにちは。梅雨の最中ですがいかがお過ごしですか?ジメジメしたこのシーズンから夏にかけて、私の目下のお悩みはお…more
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文化系の後輩にオススメしたい本No.1!『20世紀エディトリアル・オデッセイ』
本をプレゼントする、という文化はもっと定着してほしいなと思っています。でも、どんな本を贈ったものか、けっこう悩んでしまいますよね。今…more
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著者インタビュー『生命のからくり』中屋敷 均氏
"著者の中屋敷 均さんは、神戸大学で植物・菌類ウイルスを研究している分子生物学者。中屋敷さんによると、生命は、根源的な「葛藤」を持っ…more
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『好奇心の赴くままに ドーキンス自伝1』by 出口 治明
友人が「超絶的に面白い」と言っていたのは、まさしく本当だった。30年ほど前に、初めてドーキンスの利己的な遺伝子を読んだ時の衝撃は、今…more
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『人生エロエロ』 日本人に足りないのはエロである
2014年6月20日"MJといえば昔はマイケル・ジョーダン、今やみうらじゅん。マイブーム、ゆるキャラと世に送り出してきたMJだが、真骨頂はエロについて語…more