教養・雑学
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『考えて生きる 合理性と好奇心を併せもつ』
2022年6月12日著者は、元日本マイクロソフト社長の成毛眞氏と「2ちゃんねる」の創設者であり論破王と呼ばれるひろゆき氏による雑談を纏めたものである(※…more
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『人は2000連休を与えられるとどうなるのか』前代未聞の実験の果てに辿り着いた場所とは……?
2022年6月10日連休。なんと甘美な響きだろう。 ラジオの番組作りの仕事は面白いのだが、ネックは休みがとりづらいことかもしれない。先日のゴールデンウィ…more
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『14歳からの文楽のすすめ』 文楽をビジュアルで9割!
2022年5月19日4歳からの、とはうたっているが、41歳でも十分楽しめる、文楽を伝えるビジュアルブック。難しい解説はない。現代の生活にいかに文楽の醍醐…more
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『メタ認知 あなたの頭はもっとよくなる』思考を観察するもうひとりの自分
メタ認知、最近よく聞くようになった言葉だ。辞書をめくると、「自分の行動・考え方・性格などを別の立場から見て認識する活動」と書いてある…more
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『武器としての教養』教養がある人が最後には勝つ
2022年3月29日私と同じ1955年生まれの高校や大学の同級生たちが定年を迎えた。その彼らにあまり元気がなく、家で燻っていることが多い。国立大学の65…more
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『自分で始めた人たち』人を通して地域を知る面白さと、「民主主義」を自分の言葉で語ること
本書『自分で始めた人たち』では、政治に頼らず、市民が自治体と手を繋いで、地域を変える旅に出る。コロナ騒動の最中、また個人の尊厳が注目…more
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老後の習い事指南 by アフロ記者『 老後とピアノ』
2022年3月2日ピアノを53歳で習い始めた、というか、より正確には、子ども時代から40年という長いお休みを経て再開されたお話だ。著者は元朝日新聞記者…more
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エネルギー問題の道標『エネルギーをめぐる旅』
歴史・物理・文明論の視点からエネルギー問題を俯瞰する骨太ノンフィクションだ。しかも、文章のリズム感や物語展開もノンフィクションとして…more
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誰知るや。書店員の凄み 『千年の読書』
2022年2月14日本書は、梅田蔦屋書店で人文コンシェルジュを務める書店員・三砂慶明氏が200冊を超える古今東西の本を縦横無尽に紹介した本だ。「幸福」「…more
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『休息の科学』科学的な「オフ」のススメ
2022年2月10日良い仕事をするには、頭をフルに使わなければならない。そのためには合間に効果的な休みを入れる工夫も必要だ。ポカンとして頭の活動を完全に…more
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『怪異猟奇ミステリー全史』老後の楽しみ、永久保存版ブックガイド
私が小学生のとき、と言えば半世紀も前の話になるが、教室には必ず学級文庫があった。本の裏表紙には貸出カードが付いていて、借りた人の名前…more
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『言葉を失ったあとで』耳を傾け言葉を引き出す 「聞く」ことのプロの対話
2022年1月8日ただ、本書が扱うテーマは重い。2人が対峙してきたのは「言葉を失った」人々である。暴力によって尊厳を踏みにじられた人を前にすると、私た…more
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『反逆の神話〔新版〕: 「反体制」はカネになる 』カウンターカルチャーへの愛憎相半ばする複雑な気持ち
"本書のハードカバー版の表紙には、かの有名なチェ・ゲバラのアイコンがあった。自分たちのための本だと誤読し、普段はこの手の本を読まない…more
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『ぼくはテクノロジーを使わずに生きることにした』
2021年11月26日多くの現代人が「あって当然」「なければ生きていけない」とみなす、そのような文明の利器をかたっぱしから手ばなし、そこに立ちあらわれる新…more