教養・雑学
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『深海8000mに挑んだ町工場』町工場の快進撃!
本書は、衰退する東京下町工場が世界初の偉業を成し遂げるまでの過程を追ったノンフィクションであり、町工場のおじさんがぶち上げた深海探査…more
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パンをめぐる濃密な冒険『パンの世界』
2014年12月3日パンを買うのが好きな人はもちろん、パンを自分で作る人たちにとっても、志賀さんは天上人のような存在だ。大ヒットした高橋雅子さんの『少し…more
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指令は続くよどこまでも 『東京総合指令室』
2014年11月29日世界でも類を見ないほどの正確な定時運行を誇る日本の鉄道。それを影ながら支えていた人々に焦点を当て、知られざる鉄道の仕組みを解き明かす…more
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実在した秘密結社ベスト5~フリーメーソンから現代まで 『世界陰謀全史』より
陰謀論というものは、虚妄でありまともに取り合うべきではない。普通はそう考えると思います。しかし、本書の著者で、平凡社の名物雑誌「太陽…more
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わたしの好きな”ちんぼうぐ” 『愛しき駄文具』
2014年11月14日この本、すばらしいの一語につきる。80あまりの駄文具たちが、美しい写真と、ひねったタイトル、しゃれた解説とともに紹介されている。あっ…more
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大作家のすごい顔 『文士の時代』
2014年11月13日坂口安吾が、ちらかった部屋で原稿用紙を前にこちらを睨む。バーのカウンターで明るい表情で太宰治が談笑している。めったにないクローズアッ…more
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思わず吹いた!バカ質問書名TOP25
2014年10月29日前回の「ハマザキ書ク」コラムでは『ベスト珍書』の刊行を記念して、「珍ダイエット書ベスト30冊」という記事を書きました。既刊書全点チェ…more
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『江戸しぐさの正体』by 出口 治明
『知ろうとすること。』を読んで、僕の心に一番強く残ったのは、「トンデモ論に対して、正しいデータを出して、誠実で揺るぎない態度で撃破す…more
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『世界一の紙芝居屋 ヤッサンの教え』新刊超速レビュー
2014年10月25日紙芝居が、KAMISHIBAIとして、最近、海外で評価されつつある。京都国際マンガミュージアムの名物紙芝居師で「紙芝居でノーベル平和…more
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『ふしぎな国道』著者・佐藤健太郎氏インタビュー
2014年10月23日読み始めたら止まらない異次元ワールドとして、早くも評判の高い『ふしぎな国道』。それにしても『炭素文明論』などで知られるサイエンスライ…more
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やっぱり日本の翻訳家はスゴイ!『翻訳問答』
"シンプルでセンス溢れる軽快な装丁、帯には江國香織と穂村弘の推薦文、著者は、僕らの世代だと、ハワイやサーフィンのイメージがすぐに浮か…more
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激ウマ&激マズ。へんてこ生物、捕獲せよ! 笑って、喰らって、ためになる『外来魚のレシピ』
2014年10月22日いきなりこんな写真でスミマセン。このワイルドな料理は、「アリゲーターガーの丸焼き」。アリゲーターガーは「顔はワニ、味はトリ」という、…more
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『ふしぎな国道』 - これがニッポンの生きる道
2014年10月21日日本の右傾化を危ぶむ声が高まりつつある昨今だが、まさか道路マニアにまでその影響が及んでいるとは知らなかった。現在1号から507号まで…more
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『特殊清掃』死体と向き合った男の20年の記録
特殊清掃とは、人間遺体・動物死骸・糞尿・山積ゴミなどに関係する特殊な汚染や汚損を処理するというもの。凄惨な現場や過酷な作業を強いられ…more