サイエンス
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『ブレークポイント』 ネットワークの成長を支配する法則
2014年8月12日"ネットワークはどのように成長し、崩壊するのか。脳科学者であり、複数の企業を経営する起業家でもある著者は、脳科学と生物学、インターネ…more
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カカポ奇跡の復活! 『ねずみに支配された島』のもうひとつのメインストーリー
" ニュージーランド原産のオウムであるカカポは、体重は3〜4キロとオウムのなかでもっとも大きく、そして飛ばない。 哺乳類の…more
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『エピジェネティクス』 現象論を超えたサイエンスの面白さ
2014年7月22日あちこちを飛び回って花粉や蜜を集める働きバチと、じっと巣の中で卵を生み続ける女王バチ。同じ両親から生まれていながらも、全く異なる生涯…more
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最もセクシーでクールな『ロボコン』
何ヶ月も続く緊張感とタイムリミットの重圧にもめげず、生徒たちが躍進する姿ほど心を打つものはない。宿題やテストなど上から押し付けられる…more
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『「科学者の楽園」をつくった男』いま話題の理研の歴史
2014年7月15日本書は、日本近代科学を牽引した理研の歴史を、当時の所属科学者たちの人物伝を中心に綴っている傑作ノンフィクションである。その物語の中心…more
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いずれ劣らぬ地獄絵図 『捕食者なき世界』と『ねずみに支配された島』
捕食者のいない世界というのを考えてみてほしい。なんとなく、平穏でのどか、緑ゆたかな桃源郷のような景色が思い浮かばないだろうか。『捕食…more
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『テクニウム』 - 利己的なテクノロジー
2014年7月11日原題は『What Technology Wants』=テクノロジーの望むもの。テクノロジーの歩みを『種の起源』のように捉え直すという…more
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『愛を科学で測った男』 愛情と孤独のあいだ
"本書は、サルによる実験を通じて「愛情」の研究を行ったハリー・ハーロウ教授の伝記である。 著者は、「霊長類を動物実験として用いるこ…more
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『サルなりに思い出す事など』 ゴリラにはなれなかったけれど
本書は、1978年から20年以上にわたって東アフリカの国立公園でヒヒの研究を続けた著者の回顧録である。サポルスキーが本書で明らかにす…more
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伝説の奇書『くう・ねる・のぐそ』文庫化記念! 対談式文庫解説
本書は、おそらく世界中を見ても類書がまったくない、唯一無二の本。そのテーマからして他の追随を許さない、まさに「独走」状態の一冊だよね…more
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著者インタビュー『生命のからくり』中屋敷 均氏
2014年6月21日"著者の中屋敷 均さんは、神戸大学で植物・菌類ウイルスを研究している分子生物学者。中屋敷さんによると、生命は、根源的な「葛藤」を持っ…more
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『好奇心の赴くままに ドーキンス自伝1』by 出口 治明
友人が「超絶的に面白い」と言っていたのは、まさしく本当だった。30年ほど前に、初めてドーキンスの利己的な遺伝子を読んだ時の衝撃は、今…more
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そこまできてる『1000ドルゲノム』の時代に備えよ! 新刊超速レビュー
分厚い本である。内容もやさしくはない。しかし、10年後には、自分の健康が気になるすべての人が理解しなければならない内容を含んでいる。…more
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絶滅の最前線 『ねずみに支配された島』
2億年前は「1000年に1種」の頻度だった生物の絶滅は、人間の歴史とともに飛躍的に増加し、今や「1年に4万種」という絶望的な領域に達…more