社会
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『「間合い」とは何か』日本流ソーシャル・ディスタンスの研究
"いまや「ソーシャル・ディスタンス」という言葉を聞かない日はない。「社会的距離」などと直訳されるけれど、ちょっと芸がないなぁと思う。…more
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『コロナの時代のぼくら』コロナ後の我々は、何を守り、何を捨て、どう生きていくべきなのか?
2020年4月13日本書は、イタリアでコロナウイルスの感染が広がり、死者が急激に増えていった2月下旬から3月下旬に綴られたエッセイである。more
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『下級国民A』格差社会が生み落とすもの、美しい国の不都合な真実
2020年4月4日"本書は62歳で「住所不定無職」の新人作家として鮮烈なデビューを果たした作家、赤松利市が経験した、東日本大震災の復興事業に関するルポ…more
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『週刊文春 3/26日号』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2020年3月29日" 『週刊文春』3月26日号。森友問題で自殺した職員の手記はコロナ渦で揺れる市民の心を大きく揺さぶるものでした。大きな話題を呼んだこ…more
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『DOPESICK アメリカを蝕むオピオイド危機』鎮痛薬が人々の命を奪う、恐るべき薬物汚染の実態
2020年3月28日本書は、オピオイド禍の震源となったバージニア州西部のアパラチア地方で何が起きていたのかを、地元紙の記者だった著者が克明につづったドキ…more
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『野球と暴力』「暴力なし」でも強くなれる!
もし職場で上司が部下を殴ったら、普通の会社では大問題になる。だが野球界ではなぜか「愛のムチ」などという名で暴力が許される。そこには「…more
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『次のテクノロジーで世界はどう変わるのか』メガテクノロジーがもたらす世界の高速変化とは
2020年3月20日"著者は、自分の立ち位置について、本来はキリスト教の伝道師を意味する「エバンジェリスト」だと言う。AI(人工知能)やブロックチェーン…more
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『ふくしま原発作業員日誌』原発作業員が安心して働ける社会を目指して
本書は東京新聞で連載されている「ふくしま原発作業員日誌」(2011年8月〜2019年10月)に大幅に加筆を加え書籍化したものである。…more
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『岩井克人「欲望の貨幣論」を語る』「貨幣とは何か?」というシンプルで極めて難解な問い
2020年3月18日本書は、「貨幣とは何か?」という難問に対し、日本を代表する経済学者の岩井克人が、 30年以上にわたって挑み続けた全記録であるmore
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『探偵の現場』依頼の77%は不倫調査! 奇々怪々な日本の不倫現場ノンフィクション
実際のところ、街角で探偵社のポスターやチラシを見かけたことはあっても、探偵業とはどのような職業でどんな仕事をしているのか、具体的に知…more
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『震災と行方不明』喪われたつながりを求めて
東北学院大学教養学部地域構想学科、金菱清ゼミナールによる震災の記録ブロジェクトから出版された震災関係の本はこれで10冊目になるという…more
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『戦争は女の顔をしていない 1』女たちの独ソ戦の記憶、決死の覚悟で求めたものとは
2020年3月7日発売直後から、私のSNSのタイムラインには「あの名作がついに」「まさかのコミック化」と、賛辞のコメントが相次いだ。独ソ戦という、日本…more
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『2050年 世界人口大減少』と『人口で語る世界史』2050年以降の世界人口は減少に転じるのか?
2020年3月6日国連予測では今世紀末に110億人に達する世界人口が、思いのほか増加しないとする見方の背景にあるものとはmore
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『シン・ニホン』未来を予測するのに一番良い方法は、それを発明することである
2020年2月28日本書は10年前の名著『イシューからはじめよ』の続編とも言える、ファクトベースの現状分析に基づいた、新たな時代に向けての日本社会への提…more
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再生可能エネルギーを前提としたインフラへと大転換するための道筋を示した一冊──『グローバル・グリーン・ニューディール: 2028年までに化石燃料文明は崩壊、大胆な経済プランが地球上の生命を救う』
2020年2月25日『第三次産業革命』、『限界費用ゼロ社会』などの著作でこれから先のエネルギー源、都市インフラについて一貫した提言を行ってきたジェレミー…more