東 えりか
2008年に書評家として独立。「週刊新潮」と「ミステリーマガジン」などでノンフィクションの書評担当のほか、「信濃毎日新聞」の書評委員。現在は小説の書評の仕事と半々。「NEWS本の雑誌」の記者でもある。好んで読むのは科学もの、歴史、古典芸能、冒険譚など。
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『メルケル 世界一の宰相』『聖子 新宿の文壇BAR「風紋」の女主人』『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?』ー彼女たちがいなかったら
2022年2月2日世界経済フォーラムが昨年出した男女格差を測るジェンダー・ギャップ指数で、日本は156カ国中120位。政治に関してはなんと147位だ。…more
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『ドードーをめぐる堂々めぐり 正保四年に消えた絶滅鳥を追って』絶滅の鳥、最後の一羽は江戸を旅した?
ドードーという鳥を知っているだろうか。『アリスの不思議な旅』に出てきた変な鳥を思い浮かべる人、あるいは「ドラえもん」で絶滅鳥類として…more
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『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2』、『学校!高校生と考えるコロナ禍の365日』今を生きる若者の確かな「希望」を感じる2冊
2021年12月29日90万部の大ベストセラーとなった『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』は、英国地方都市に住む、母が日本人で父がアイルランド人…more
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『世界を救うmRNAワクチンの開発者カタリン・カリコ』新型コロナワクチン開発秘話!
世界を救うmRNAワクチンの開発者 カタリン・カリコ (ポプラ新書 ま 1-2) 作者:増田 ユリヤ 出版社:ポプラ社 発売日:20…more
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『東京の生活史』『都会の異界 東京23区の島に暮らす』『東京23区×格差と階級』暮らす人にとっての東京
2021年11月14日五輪の話題もようやく落ち着いた。会場となった大都市「東京」の実像について、考えてみるのも良いだろう。住みやすさ暮らしやすさはライフス…more
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『アメリカンビレッジの夜 基地の町・沖縄に生きる女たち』相反と親和、葛藤の物語
日本にある米軍基地の約70%が沖縄本島に集中している。1945年から存在の賛否は続いているがアメリカ人と地元民との間では独特の生活と…more
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『月夜の森の梟』“かたわれ”を喪って
2021年11月6日"藤田宜永と小池真理子という二人の直木賞作家が夫婦であることは広く知られている。軽井沢に住み、知的な香りを振りまく美男美女を私は遠目…more
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海外ノンフィクション全集を作ろう!@本の雑誌2021・9月号
2021年11月5日本屋大賞ノンフィクション賞はじめ、ここ数年ノンフィクションを読む人が増えてきた。でもよくわからないのが海外ノンフィクション。いったい…more
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『東京の生活史』重さ1425g 150人がそれぞれの東京を語った前代未聞の試み!
2021年10月14日150人の聞き手が「東京にいる人、いた人、いたことのある人」150人の語り手から話を聞き、それぞれ一万字にまとめて本を作る。上下二段…more
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『愛を描いたひと イ・ジュンソプと山本方子の百年』歴史に翻弄された夫婦愛の物語
日本ではあまり知られていないが李仲燮(イ・ジュンソプ)は韓国の国民的画家で「韓国のゴッホ」とも呼ばれている。39歳で夭折した天才画家…more
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『印税稼いで三十年』キャリア30年、著書40冊!職業作家のサバイバル営業方法
2021年9月17日小説家という仕事は書いた物語が商品になると認められて初めて金になる。“食えない” “食うのがやっと” “稼げる”という三種類の小説家…more
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『ヒロシマを暴いた男 米国人ジャーナリスト、国家権力への挑戦』《世紀のスクープ》マッカーサーが隠した被爆者の真実
2021年8月14日本書はキノコ雲の下で生き残った生存者の生の声を初めて報道した『HIROSHIMA』の著者ジョン・ハーシーと記事を掲載した〈ニューヨー…more
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「こころ」の深層に触れる3冊 『なりすまし』『誰がために医師はいる』『ネオ・ヒューマン』
2021年8月8日"情報の洪水の現在、私たちにとって何が正解でどれが間違いなのか。特に目に見えない「こころ」の問題はなおさらだ。 例えば1973年1…more
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『あなたの名はマリア・シュナイダー 「悲劇の女優」の素顔』親族の目線で綴る、一人の女優の生涯
2021年8月6日「ラストタンゴ・イン・パリ」は中年男性と若い女性が大胆なセックスを繰り返すイタリア映画で、監督はベルナルド・ベルトルッチ。主役の中年…more
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『きみが死んだあとで』羽田闘争で亡くなった京大生を悼む14人へのインタビュー
"1967年10月8日、ベトナム戦争反対を叫び佐藤栄作総理の南ベトナム訪問を阻止せんとする全学連と機動隊とが羽田・弁天橋で激突した。…more