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『辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦』面白い本を読んだら、誰かと話したい!
幅広い選書と奥深い視点で、早くも話題になっている『辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦』。先日、東京堂書店 神田神保町店で…more
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『辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦』スタンダードの求心力と辺境の遠心力
本書に収められている読書会は、人選の段階で成功が約束されていたとも言えるだろう。世界の辺境を主戦場とするノンフィクション作家・高野秀…more
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『オリバー・ストーン オン プーチン』正義の反対は悪ではなく、また別の誰かの正義であることについて
2018年1月19日視点をどこにおくか、視野をどれくらいのサイズにするかーーそれはまさに、政治家の頭脳と映画監督のカメラが編集点を巡って、バトルを繰り広…more
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『悲劇的なデザイン』そのデザインが、命運を分けた
2018年1月1日"デザインのやり方一つで、人が死ぬこともある。まさかと思うかもしれないが、世の中を見渡せばそのような事実は多々見つかる。そして何より…more
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『消された一家』北九州・連続監禁殺人事件の発覚から15年、やるせなさと救いが同時にやってきた
"今年もたくさんの新しい本と出会い、様々な刺激をもらってきた。だが今年読んだ本の中で、最も印象に残ったものを挙げよと言われれば、それ…more
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『人間をお休みしてヤギになってみた結果 』ヒトは悩むことから解放されるのか?
2017年11月3日"今回彼が挑戦するのは、人間をお休みしてヤギになるということ。ちなみに本書は、文庫版で全271ページである。そのうち実際ヤギになって…more
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『SHOE DOG 靴にすべてを。』ナイキの創業者フィル・ナイト、彼のゴールは走り続けること
2017年10月24日「天才とは、蝶を追っていつのまにか山頂に登っている少年である」と語ったのは、アメリカの小説家ジョン・スタインベックである。ナイキの創…more
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『CRISPR(クリスパー)究極の遺伝子編集技術の発見』ジェニファー・ダウドナが作り出す、新しい科学者像
2017年10月4日どんな細胞のどんな遺伝子も標的化、切断、編集できるCRISPRという技術。本書は、このCRISPRを開発したジェニファー・ダウドナ博…more
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悪事から足を洗いました。そして『組長の妻、はじめます。』
2017年9月19日タイトルを見てどんな本だろうと思った方に、あらかじめ申し伝えておきたい。最後には「更生」するので、安心して読み進めて欲しい、と。だが…more
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『コックリさんの父 中岡俊哉のオカルト人生』清く、正しく、疑わしく
2017年8月21日超常現象研究家の中岡 俊哉(1926~2001)。毎年この時期になるとテレビで怪談のコーナーや心霊特集の番組を見かけることも多いが、…more
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埼玉でスッポン、都内でエイを『捕まえて、食べる』アドベンチャーは自転車で!
2017年7月27日捕まえた場所は、ほとんどが自転車で行ける場所。料理を作る包丁さばきも、しどろもどろ。だけどやっていることは結構無謀。捕まえた場所は、…more
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『かくて行動経済学は生まれり』人間は間違える。劇的に、そして規則的に
2017年7月19日行動経済学という概念を生み出したダニエル・カーネマンとエイモス・トヴェルスキー。本書は2人の足跡を辿りながら、行動経済学という一つの…more
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『PC遠隔操作事件』警察、メディア、犯人、その誰もが踊らされた
2017年6月27日事件ノンフィクションと呼ばれるジャンルの醍醐味が、存分に味わえる一冊だ。この事件の何に対して自分が釈然としない思いを抱いていたのか、…more
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『「東京DEEP案内」が選ぶ 首都圏住みたくない街』だけど、行ってみたくなる街
2017年6月23日著者は、触れられたくない街の「不都合な部分」にあえて首を突っ込んでいくことで定評のある「東京DEEP案内」というサイトの管理人。元々…more