「解説」から読む本
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『浅草博徒一代 アウトローが見た日本の闇 』この一冊がボブ・ディランの魂を揺さぶった(のかもしれない)
2016年12月10日ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞とともに、ある一冊の文庫が突如脚光を浴びた。浅草一帯に勢力を張った伝説の博徒、伊地知 栄治の生涯を…more
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『身体巡礼』解剖的なひとのまなざし
2016年12月3日まさに養老節としか言いようがない。長年の経験、特異な感性、人柄、文才といったものの融合である。真似できそうでできない。そのことを私自…more
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『ブロックチェーン・レボリューション』夢のつづき
2016年12月2日世界経済に将来、もっとも大きなインパクトを与える技術が誕生した。人工知能でも、自動運転車でもない。IoTでも、太陽エネルギーでもない…more
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『マイクロバイオームの世界 あなたの中と表面と周りにいる何兆もの微生物たち』
2016年12月1日本書はWelcome to the Microbiome(Yale University Press, 2015)の全訳である。原書…more
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『シリア難民 人類に突きつけられた21世紀最悪の難問』
2016年11月26日イギリスの若手ジャーナリストのパトリック・キングズレーは、本書『シリア難民 人類に突きつけられた21 世紀最悪の難問』で、2015年…more
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『たった一呼吸から幸せになるマインドフルネス JOY ON DEMAND』
2016年11月22日「メンタル弱い系」天才プログラマーが、いかにしてグーグルの「陽気な善人(= Jolly Good Fellow:自分で勝…more
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『ニワトリ 人類を変えた大いなる鳥』
2016年11月17日今日の産業化したニワトリの状況は、「絶滅よりも悪い運命」に置かれている。その強烈な栄光と悲惨――それは、この類い希な生き物に自身の欲…more
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『土と内臓 微生物がつくる世界』
2016年11月15日自分の身体と庭というもっとも身近な環境から微生物を捉え直し、実体験を医学、薬学、栄養学、農学など多分野の知見と融合させ、魅力的な物語…more
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『いま、希望を語ろう 末期がんの若き医師が家族と見つけた「生きる意味」』
2016年11月9日この本を初めて読んだときの胸の震えが忘れられない。読んでいるといつのまにか涙があふれてきた。先が気になってページを繰る…more
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『脳はいかに意識をつくるのか 脳の異常から心の謎に迫る』
2016年11月5日『脳はいかに意識をつくるのか――脳の異常から心の謎に迫る』は、Neuro-Philosophy and the Healthy Mi…more
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『組長の娘 ヤクザの家に生まれて』リアルな昭和ヤクザの「証言者」
2016年11月1日あの人は、ヤクザの組長の娘だ――そう言われた場合、読者の皆さんは、どのようなイメージを持たれるだろうか。ヤクザといっても、地域性も組…more
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『超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条』
2016年10月22日「見通しが甘かった......」。仕事でもプライベートでも、そう言ってほぞをかんだ経験のない人はおそらくいないだろう…more