「解説」から読む本
-
『おいしさの人類史 人類初のひと噛みから「うまみ革命」まで』
2016年2月29日ニューオーリンズの日刊紙『ザ・タイムズ・ピカユーン』に勤務していた1997年に地球規模の魚類供給危機に関する記事を書いてピューリッツ…more
-
『アテンション 「注目」で人を動かす7つの新戦略』
2016年2月27日本書の主題とは何か。それは、人間の本能に訴えかけ、いつの間にか他者の注意をこちらが目指すものに注がせるための仕組みについてだ。わたし…more
-
『CIAの秘密戦争 「テロとの戦い」の知られざる内幕』アメリカの対テロ戦争とCIA
2016年2月24日2001年9月の同時多発テロは世界を変えた。少なくとも同テロ以降、アメリカはテロとの戦いに突入し、それは現在も続いている。そしてこの…more
-
『戦争の物理学 弓矢から水爆まで兵器はいかに生みだされたか』
2016年2月19日「科学知識の普及の一助となるよう願っている」と著者が序文に書いているように、本書の対象はあくまでも「科学者でない人々」だ。説明に際し…more
-
『カルチャロミクス 文化をビッグデータで計測する』経済物理学における周辺研究
2016年2月18日数百万冊におよぶ書籍の単語を、ビッグデータと捉えたら何が見えてくるのか? Google がスキャンした大量の書籍で使われている単語・…more
-
『まっくらやみで見えたもの 光アレルギーの私の奇妙な人生』
2016年2月10日闇のきらめき──そんな言葉がぴったりの、みずからの闘病生活を綴った明るく澄んだ、詩情豊かな回想録です。なぜ「闇」なのかといえば、著者…more
-
『なぜ老いるのか、なぜ死ぬのか、進化論でわかる』私たちの生命には、老化と寿命の驚くべき秘密が隠されている
2016年2月4日「なぜ私たちは老いて死ぬのか?」――本書はこの問いかけに進化論によって答える。そこから見えてくるのは、私たちの生―老い―死(寿命)が…more
-
『シンギュラリティ 人工知能から超知能へ』
2016年2月3日本書は、現代社会が到達した、もしくは近い将来到達するであろうテクノロジーの水準の内実に光を当てながら、機械的な知能の条件から人間の知…more
-
『つながる セックスが愛に変わるために』文庫解説 by 高石宏輔
2016年1月27日体はつながっても、心が満たされない――。テクニックでは解決できない性愛の悩み。大切なのは感情を解き放ち、相手の目を見つめる「目合(ま…more
-
『ダーウィンの覗き穴 性的器官はいかに進化したか』
2016年1月23日雄と雌は、同じ種に属する生物どうしであっても、繁殖をめぐって利害が対立する。自分にとって有利にことを運ぶべく、雄も雌も互いを出し抜く…more
-
『生物はなぜ誕生したのか 生命の起源と進化の最新科学』
2016年1月13日新しい発見、新しい解釈をベースに生命全史を「語り直す」というのがこの本の大命題であり、その姿勢はすべての章に貫かれている。その分、一…more
-
『日本 呪縛の構図 この国の過去、現在、そして未来』
2016年1月3日本書は久しぶりに登場したアメリカ人の手になる本格的な「日本論」である。(原書は2014年12月に英オックスフォード大学出版局よりJa…more
-
『スパム[spam] インターネットのダークサイド』
2015年12月29日本書『スパム[spam]ーーインターネットのダークサイド』は、スパムという現象を切り口にして、インターネットの影の歴史を描い…more