「解説」から読む本
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『自閉症は津軽弁を話さない』文庫版著者あとがき
2020年9月26日"妻の何気ない「自閉症の子どもって津軽弁しゃべんねっきゃ(話さないよねぇ)」というひとことに、私は10年ものあいだ「本当に?」「どう…more
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『合成テクノロジーが世界をつくり変える』生命・物質・地球の未来と人類の選択
2020年7月2日本書は、人類の及ぼす惑星規模の変化を、テクノロジーの面から探究する。今や人類は、自然の仕組みの最も奥深くまで手を延ばし、それをつくり…more
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『フューチャー・ネーション 国家をアップデートせよ』
2020年6月24日本書はすっかり色あせてしまった従来のグローバリズムの問題点を洗い出し、新たなビジョンと方法論を提唱する、いわば「新生グローバリズムの…more
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『つかこうへい正伝』”記憶”を”記録”へ
2020年6月10日単行本で550ページを超える本書は、4年の歳月をかけて書き上げられました。「つか以前」「つか以後」という表現を生んだ70~80年代の…more
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『人間に向いてない』きっとあなたは三回嘔吐く。その後暖かいなにかに満たされる。
"『人間に向いてない』の文庫が発売されるタイミングで、このパンデミックが起こったことに、因縁めいたものを感じてしまう。本書に描かれる…more
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『組長の妻、はじめます。 女ギャング亜弓姐さんの超ワル人生懺悔録』裏社会に咲いた愛の物語
2020年4月13日面白い物語ではあった。しかし、予想は完全に裏切られた。エピソードの迫力は段違いで、半笑いで読み飛ばせる話はほとんどない。極めて重厚、…more
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『ヒトの目、驚異の進化』「視覚の進化革命」がここから始まった
2020年3月6日ヒトの目、驚異の進化 (ハヤカワ文庫NF) 作者:マーク・チャンギージー 翻訳:柴田裕之 出版社:早川書房 発売日:2020-03-…more
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『がん免疫療法の突破口(ブレイクスルー)』ブレイクスルーに至る100年史
2020年3月5日がんの治療の世界で、今世紀に入ってから、まさにそのブレイクスルーが起こった。本書は、そのブレイクスルーに至るまでの、100年以上にわ…more
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『ウルトラセブンが「音楽」を教えてくれた』
2020年2月27日"本書は、1960年前後に生まれた世代のテレビや音楽やレコードへの接し方についての大切な記録であることはもちろん、クラシック音楽を好…more
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『デジタルで読む脳 X 紙の本で読む脳 「深い読み」ができるバイリテラシー脳を育てる』
2020年2月6日紙の本をはじめとする印刷媒体から、デジタル媒体へーー私たちの読む体験は劇的に変わろうとしている。では、そのことは、読む脳にどんな影響…more
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『ハウ・トゥー バカバカしくて役に立たない暮らしの科学』
2020年1月22日突拍子もない質問に科学で答える『ホワット・イフ?』、科学絵本『ホワット・イズ・ディス?』(ともに早川書房刊)に続く、元NASAエンジ…more