HONZ記事
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『宇宙の覇者 ベゾスvsマスク』地球レベルの悲観と、事業レベルの楽観と
2019年1月11日本書は宇宙ビジネスの最前線を描いた一冊である。数多ある類書と一線を画すのは、イーロン・マスクとジェフ・ベゾスーーこの二人にフォーカス…more
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『陸軍と厠』もし、あなたが戦場で便意をもよおしたら
2019年1月10日戦場は危機に満ちている。いつ敵の襲撃があるかわからない。やるかやられるか。だが、危機は敵だけではない。過酷な環境下、自らの体調を崩す…more
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残業武勇伝を塗り替えろ! 『残業学 明日からどう働くか、どう働いてもらうのか?』
2019年1月9日本書は、2万2000人規模の調査による圧倒的なデータから、これまで見えなかった「残業の現実」を浮き彫りしている。その志あふれる仕事に…more
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『ならず者たちのギャラリー 誰が「名画」をつくりだしたのか? 』
2019年1月7日画商はコレクターが買う作品にどれほどの影響力を持ち、画家が実際に描くものに対して、どれほどの影響を及ぼしているのだろうか?アーティス…more
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『辞書編集、三十七年』ことばを編むとき、人間模様が見えてくる
1980年の春に小学館系の出版社に就職し、辞書編集部に籍を置き、以後異動することなく辞書を編み続け、2017年に定年退職した。華やか…more
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『ブロックチェーン、AIで先を行くエストニアで見つけた つまらなくない未来』ドヤ顔で行ったら、浦島太郎だった
2018年12月31日表紙に、Mistletoeファウンダーで本書を監修している孫泰蔵氏の、「ドヤ顔でエストニアに行ったら、浦島太郎だった」という言葉があ…more
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『核兵器』極小の世界が生み出す、極大の破壊力のメカニズム
2018年12月29日核兵器──初めて登場してから70 年以上経った今でも、人類は未だ、これを超える威力を持った兵器を手にしていません。原子核という、我々…more
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『文系と理系はなぜ分かれたのか』単純だが、悩ましい分類のこれまでとこれから
日本の高校生の多くは、文系か理系かの二択を突きつけられる。本書を読んで、よりよい選択ができるようになるかは読み手次第だが、知らないう…more
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実録自伝!旧ソ連の女ゴルゴ13 ”最高の女性狙撃手 レーニン勲章を授与されたリュドミラの回想”
すごい本だ。もしこれが小説なら、荒唐無稽と片付けられてしまうに違いない。ノンフィクションの醍醐味をこれほど味わえる本はない。旧ソ連、…more
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『行列日本一 スタミナ苑の 繁盛哲学』ホルモンを制する者は、焼肉業界を制す
2018年12月26日ホルモン一筋45年。「生ける伝説」「ホルモン馬鹿」と呼ばれる、本書の著者でスタミナ苑店主の豊島雅信さんいわく、「ホルモンを制する者は…more
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『極夜行』を買ったのは、どういう人たちなのか?
"今年、Yahoo!ニュース/本屋大賞ノンフィクション本大賞という新たなノンフィクションの賞が創設されました。相次ぐノンフィクション…more