HONZ記事
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『勝てる民泊 ウィズコロナの一軒家宿』箱根の小さな民泊施設がコロナ禍でも好調の理由
2021年6月26日「民泊」という言葉にどんなイメージがあるだろうか。住宅街に見知らぬ外国人が押し寄せ住民との間でゴミや騒音のトラブルが発生、とネガティ…more
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オランダ史上最悪の犯罪者と呼ばれた兄を告発した妹による、壮絶なる体験記──『裏切り者』
2021年6月25日本書『裏切り者』は、映画にもなった「ハイネケンCEO誘拐事件」の実行犯として知られ、その後も犯罪を重ね「オランダ史上最悪の犯罪者」と…more
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今週のいただきもの:2021年6月13日週
2021年6月21日古幡の「これから出る本 2021年7月」でも触れていましたが、HONZ 10周年を記念して『決定版―HONZが選んだノンフィクション…more
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ヤクザに非常識と言われた男が書く『喰うか喰われるか 私の山口組体験』
2021年6月19日自らの身体を投げうち思い切り全体重を載せた書きっぷりに圧倒される。ノンフィクションとは本来こういうものだとつくづく思う。安全地帯に身…more
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『実力も運のうち 能力主義は正義か?』今も広く容認される偏見 学歴という「功績」の横暴
"「運も実力のうち」という慣用句はよく聞くが、「実力も運のうち」というのはどうだろう。「実力」という言葉はフェアに聞こえるが、それが…more
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“子どものため”だけじゃない『学校の枠をはずした』「異才発掘プロジェクト」の実験
2021年6月18日"本書は、特定の分野に突出した能力があるものの協調性がない子や、読み書きに困難を抱え、コミュニケーションのとり方が周囲と異なる子ども…more
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愛と知性が奇跡を呼んだ!『悪魔の細菌-超多剤耐性菌から夫を救った科学者の戦い』
2021年6月17日どんな抗生剤も効かない「悪魔の細菌」、スーパーバグに倒れた夫を助けるべく、妻は文献を調べ、古くて新しい治療法にたどり着く。夫の体力、…more
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『「役に立たない」研究の未来』それを決めるのはいったい誰?
2021年6月16日自分の研究を「何の役に立つか」と質問されたら科学者は明確に答えられるだろうか。「おもしろいから研究しているのだ」と堂々と言える人は少…more
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今週のいただきもの:2021年6月6日週
2021年6月12日写真映えはしないけれど、おいしいものってたくさんありますよね。先日作った、スペアリブのトマト煮がまさにそうでした。スペアリブに塩を振…more
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『LIMITLESS 超加速学習』学習を始める前に無用な考えを徹底的に排除する
多くの人が意外に思うかも知れないが、超加速学習には良質のインプットとしての読書が最善かつ不可欠である、と著者は説く。「1日10分でも…more
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『中世ヨーロッパ ファクトとフィクション』「暗黒時代」という神話はなぜ生き残ってきたのか
「中世ヨーロッパ」と聞いて、何を思い浮かべるだろうか。「疫病と飢饉」、「魔女狩り」、「異端審問」……。代表的なものを挙げたが、いずれ…more
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ざっかけない変態料理人の本 『おいしいものでできている』
2021年6月9日本書は、東京・八重洲の超人気南インド料理店「エリックサウス」の創業者が、ド定番の「おいしいもの」を一品ずつ語っていく本だ。目次をみる…more
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『闇の盾』伝説のトラブルシューターの回想録
"型破りな人物のノンフィクションには時々お目にかかるが、本書は極めつきではないだろうか。著者は「日本リスクコントロール」という危機管…more