HONZ記事
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『全員悪人』認知症は、大好きな人を攻撃してしまう病。
何でも完ぺきにできていた「私」なのに、なんだか最近いろいろわからなくなってくるの。隣に寝ているお爺さんは誰?なんで毎日知らない女がず…more
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今週のいただきもの:2021年4月25日週
2021年5月1日毎日料理をしていると、自分の味付けに飽きてくることがありませんか?私はそんな時、テーマを決めて料理をします。先日のテーマは、魚やレモ…more
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『世界のおすもうさん』エッセイとイラストで楽しむ相撲ルポルタージュ
2021年4月30日「スー女」(相撲好き女子をこう呼ぶ)で名高いライター和田靜香さんとイラストレーター&文筆家の金井真紀さんが意気投合し、多種多様の相撲…more
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超人?それとも悪魔?『フォン・ノイマンの哲学』
20世紀の「真の天才」といえば、ジョン・フォン・ノイマン(1903年-1957年)である。短い生涯の間に、論理学・数学・物理学・化学…more
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『冤罪と人類』精密な世界模型たる迷宮(ラビリンス)
2021年4月28日本書、『冤罪と人類──道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』ではさらに歩を進めて、具体的な事件についての微に入り細を穿つような詳察から出発…more
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ジェンダーを越え、世界に広がる「おすもう」の世界『世界のおすもうさん』
2021年4月27日相撲好きの女性ライターふたりが、おすもうさんの世界を描く。青少年相撲大会、女子相撲大会、女子校相撲部、沖縄角力など。そして、韓国シル…more
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『WAYFINDING 道を見つける力: 人類はナビゲーションで進化した』使わないには、失うには、惜しすぎる
19世紀までに、西洋の人々は地図、コンパス、標識や地名などのあまりにも多くのナビゲーションの補助道具を手に入れたせいで、それ以外のナ…more
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『完落ち 警視庁捜査一課「取調室」秘録』
落としのプロはいかに犯罪者を自供させたか本書の主人公、大峯泰廣氏は、伝説の捜査一課長である寺尾正大氏がもっとも信頼を寄せた部下である。並外れた取調べの技量を持ち、犯人を“落…more
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今週のいただきもの:2021年4月18日週
2021年4月24日諸事情あり、2週間限定でダイエットをしています。と、言っても食べることが大好きな私は、極端な食事制限をしたくないので、いつもより野菜…more
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『ソニー 半導体の奇跡 お荷物集団の逆転劇』経営と現場との板挟み 苦闘する管理職の視点
"本書は社内の傍流事業が基幹事業にいかにして成長したかを描いているが、企業物語にありがちな技術者たちの情熱と涙の記録ではない。技術は…more
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深遠なる新政の世界『The World of ARAMASA 新政の流儀』
2021年4月23日日本酒の新時代を牽引する酒蔵がある。新政酒造だ。秋田にある酒蔵で「No.6」「ラピス-瑠璃-」「亜麻猫」などの日本酒を醸している。…more
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『分水嶺』専門家たちの葛藤を描いた傑作ノンフィクション
本書は、未知の新型コロナウイルスに立ち向かった「専門家会議」の内部で何が起きていたかを徹底取材した傑作ノンフィクションである。雑誌『…more