HONZ記事
-
今週のいただきもの:2020年6月28日週
2020年7月4日もうすっかり夏ですね。売り場に並ぶゴーヤを見たら、無性にゴーヤチャンプルーが食べたくなりました。ゴーヤは熱帯アジアが原産です。日本に…more
-
『いつも、日本酒のことばかり。』日本酒専門ライター、渾身の一冊!
"政府の緊急事態宣言でSTAY HOMEを強いられた日々、楽しみは専ら食事だった。家で晩酌をする機会が多くなると美味しいお酒が欲しく…more
-
『ファシズムの教室 なぜ集団は暴走するのか』「正しさ」という思考停止、集団暴走の仕組みを学ぶ
"白いシャツにジーパン姿の約250人が室内で足を一斉に踏みならす。「ハイル、タノ」の大声とナチス式敬礼で指導者に忠誠を誓う。屋外に出…more
-
『合成テクノロジーが世界をつくり変える』生命・物質・地球の未来と人類の選択
2020年7月2日本書は、人類の及ぼす惑星規模の変化を、テクノロジーの面から探究する。今や人類は、自然の仕組みの最も奥深くまで手を延ばし、それをつくり…more
-
『ルポ百田尚樹現象』私たちが知りたかった「社会の見取り図」がここにある!
"いつの頃からか書店の棚に「反日」や「愛国」を打ち出した本ばかり並ぶようになった。百田尚樹はその棚の常連である。ネットでもその存在感…more
-
なぜ彼女は逮捕され、自殺してしまったのか 『トーキング・トゥ・ストレンジャーズ──「よく知らない人」について私たちが知っておくべきこと』
2015年7月、アメリカはテキサス州プレーリー・ビューでの出来事。車を運転していたサンドラ・ブランドという若い女性が、ひとりの警察官…more
-
『まどわされない思考 非論理的な社会を批判的思考で生き抜くために』陰謀論や疑似科学のあやしげな論理を見抜く
彼が戦ってきたのは主に疑似科学、反科学、陰謀論だ。マドックス賞の受賞理由も、反HPVワクチン、気候変動否定論、反原子力といった運動の…more
-
今週のいただきもの:2020年6月21日週
2020年6月27日桃がおいしい季節ですね。そのまま食べるのはもちろん、モッツアレラチーズと一緒にマリネしたり、クリームチーズを入れて白和えにしても最高…more
-
地を這う新型コロナウイルス禍メモワール、60職種77名による『仕事本 わたしたちの緊急事態日記』
新型コロナウイルス感染、緊急事態宣言が出された頃から三週間ほどの日記集である。60種類の仕事の77人が、それぞれの立場から自分の声で…more
-
『上海フリータクシー』成長と矛盾が生み出した、大きな国の小さな個人の物語
全編を通して、満たされたからこそ感じる空虚さが丁寧に描かれており、登場する一人ひとりの人物へ強く感情移入できる一冊だ。報道などを通じ…more
-
VRの父と呼ばれるジャロン・ラニアーによる、激動の半生とVRについて──『万物創生をはじめよう──私的VR事始』
この『万物創生をはじめよう』は、最初期のVR技術の探求、起業者であり、VRの父と呼ばれる(バーチャルリアリティという言葉の発案者で…more
-
『ファシズムの教室 なぜ集団は暴走するのか』日常に潜む小さなファシズム
2020年6月24日"甲南大学文学部の田野大輔教授のファシズム体験学習である。 田野教授が「田野総統」、学生たちは「田野帝国の国民」となって行なわれる…more
-
『フューチャー・ネーション 国家をアップデートせよ』
本書はすっかり色あせてしまった従来のグローバリズムの問題点を洗い出し、新たなビジョンと方法論を提唱する、いわば「新生グローバリズムの…more