HONZ記事
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『「盛り」の誕生』世界に広がる女の子発のカルチャー
女の子が現実とは違うビジュアルへと自分を加工する技術。これを「盛り」という。スマホなどで写真を加工することはいまや珍しくないが、ここ…more
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植物プランクトンが地球温暖化を解決する!?『海と陸をつなぐ進化論』
本書は、あのガブリエル・ウォーカーによる『スノーボールアース』を彷彿とさせる壮大な探究ドラマである。小さな巨人である植物プランクトン…more
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「仲野徹の本棚」フェア開催記念 仲野徹 × 東えりか 対談トークイベント@紀伊國屋書店天王寺ミオ店
2019年4月27日現在、紀伊國屋書店大阪天王寺ミオ店で開催されている企画展示「仲野徹の本棚」を記念し、4月23日に、仲野徹VS.東えりかのトークイベン…more
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衝撃! ”生命科学クライシス-新薬開発の危ない現場”
「なんとかの危機」的な本はけっこう多い。執筆は専門家ではなくてジャーナリストだし、「煽り系」の本がまた出たかと思って読み始めた。しか…more
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効率より想像を探究する 3冊
どんな時代にも想像力は大事な意味を持つが、対局にある「効率」に打ち負かされる。効率はわかりやすく、想像力はわかりにくい。さらに、想像…more
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何でも治ることを売りにした最悪の治療法の歴史──『世にも危険な医療の世界史』
2019年4月25日現代でもインチキ医療、危険な医療はいくらでも見つけることができるが、過去の医療の多くは現代の比ではなくに危険で、同時に無理解の上に成…more
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『ビッグ・クエスチョン <人類の難問>に答えよう』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2019年4月22日"4月10日、ブラックホールの撮影に成功したというニュースが流れてきました。SF小説や映画でもおなじみのブラックホール。撮影成功のニ…more
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『へんちくりん江戸挿絵本』日本絵画がもつ へんちくりんな「ゆるさ」
2019年4月21日本書は山東京伝、葛飾北斎、大田南畝らの手によるへんちくりんな挿画をあつめて、上手に解説した本だ。たとえば品川宿の悪所で遊ぶ釈迦如来と…more
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日本医学の大恩人になりかけた男『ウイリアム・ウイリス伝』
明治政府は、薩摩藩と関わりの深かった英国人医師ウイリアム・ウイリスを軸にして、日本に英国流の医学を導入しようとする。しかし、最後の最…more
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『アダム・スミスはブレグジットを支持するか?』彼らはなぜ偉大なのか?
本書(The Great Economists, 2018)は、経済学説史上の巨人たちならば、現在私たちが直面している問題についてど…more
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今週のいただきもの:2019年4月14日週
2019年4月20日先日、スーパーでホワイトアスパラガスが売っていたので、思わず手に取りました。フランスやドイツでは、春の訪れを告げる野菜として特別な存…more
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『掃除で心は磨けるのか いま、学校で起きている奇妙なこと』ある特定の方向へ誘導する教育の問題
尊敬するある大学教授が退官する際、最終講義で述べた言葉が忘れられない。「教育とは何か」と聴衆に問いかけながら、彼はこう定義してみせた…more