2023年12月
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『The Tokyo Toilet』「PERFECT DAYS」が作る新しき聖地巡礼の旅
2023年も押し詰まった、ある日のあさイチの映画館。シネコンで一番広いスクリーンなのにほぼ満席だ。「PERFECT DAYS」が公開…more
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2023年のイチオシ本=関東大震災100周年を忘れるな! 『関東大震災がつくった東京』
今年も日本各地で地震が頻発する1年だった。地球科学を専門とする私には、ある意味で予測されていることでもある。 というのは12年前の東…more
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『私の体がなくなっても私の作品は生き続ける』桃紅が人生の弟子に残した作品と言葉をかみしめる。
2023年12月28日2021年3月初旬「美術家」の篠田桃紅さんが亡くなったというニュースが流れた。享年107。一世紀以上、日本の美術界で独特の光を放ちつ…more
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ヒトは自らを家畜化したのか 『キツネを飼いならす 知られざる生物学者と驚くべき家畜化実験の物語』
2023年12月27日キツネの家畜化実験、ナショナルジオグラフィックなどで紹介されたりしているので、その驚くべき成果の概要をご存じの方も多いだろう。かくい…more
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沖縄に行きたい! また行きたい!! 垂見健吾『めくってもめくってもオキナワ』
2023年12月24日私たちはとある那覇の人気店でアグー豚を食べていた。隣では愉快な地元のおじぃが楽しそうにやはり、アグー豚を食していた。 この素敵なおじ…more
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論理にねじ伏せられていく快感『そこにある山 ー 人が一線を越えるとき』
2023年12月22日角幡唯介の名を初めて知ったのは二〇一〇年、『空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む』を読んだ時だった。心底驚いた。…more
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『五輪汚職』巨大イベントの裏で行われていたこと
「東京五輪の招致は、僕でなければできなかった」 東京五輪・パラリンピックが閉幕して1年後の2022年7月、男は若い記者にそう胸を張っ…more
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『ホールアースの革命家 スチュアート・ブランドの数奇な人生』ホールアースという名の革命
2023年12月18日「ステイ、ハングリー。ステイ、フーリッシュ。」 2005年6月12日のスタンフォード大学の卒業式でのことだった。スピーチに立ったアッ…more
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「どんな本を読むべきか」と問う人の深刻な問題『人生を変える読書』
2023年12月17日私が当惑する「ある質問」 「どんな本を読めばよいですか?」 講演会やセミナーなどで、ビジネスパーソンや学生など、さまざまな方とお会い…more
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『災害の記憶を解きほぐす』『異邦人のロンドン』記憶の風化を止めるためには…。
2023年12月16日記憶の風化を止めるには新しい世代に記憶を移植するしかない。誰かに継代されることで災害の防御にも繋がっていく。 『災害の記憶を解きほぐ…more
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科学の名著を再読しよう! 『科学革命の構造 新版』
2023年12月12日トマス・クーンという名前を聞いたことがある人は少なくないだろう。『科学革命の構造』 という科学古典の著者だが、ちゃんと読んだ人は意外…more
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『映画館を再生します。小倉昭和館、火災から復活までの477日』奇跡の復活を追った胸アツのドキュメント!
2022年8月10日、北九州市小倉駅近くの旦過市場に隣接する「昭和館」という映画館が焼失した。もらい火ではあったが、創業83年の歴史…more
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『八ヶ岳南麓から』山暮らしのリアル
2023年12月7日これまでたくさんの本やエッセイを書いてきた著者だが、意外にもプライベートな暮らしについては、ほとんど書いたことがないという。本書はこ…more