教養・雑学
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『教養バカ』会話が通じない人へ
本書の最大の特徴は、教養バカ自体を知れることだ。世の中には教養本と呼ばれるジャンルもあり、それらとも大きく異なる。なぜなら教養を間違…more
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『映画と本の意外な関係』メグ・ライアンのサンドイッチ
2017年2月9日本書を読んで、映画とともに過ごした20代を思い出した。私は、遅ればせながらAmazonプライムに登録し、スマホの通信容量をあげて、会…more
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『プーチンの世界 「皇帝」になった工作員』プーチンに備わった6つのペルソナを読み解く
"ウラジミール・プーチンという政治家は多くの謎に包まれた男である。ユーラシア大陸にまたがる大国を長年にわたり統治し、欧米の価値観や政…more
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『パスポート学』私が私であること、それを証明すること
2017年2月7日本は迷わず買うほうだが、それでも店頭だとパラパラとページをめくってみたり、少しだけ前書きや後書きを読んでみたりする。そんな中、表紙を…more
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『わたしはこうして執事になった』なぜ「使用人」になるのか? 何が楽しみなのか?
2017年2月4日数年前にチャーチルの生家、ブレナムパレスに行ったことがある。その真ん中に屹立するのは200以上の部屋を持つまさにお城であり、その中で…more
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『ブスの本懐』盛り込みすぎて、何のことだか分からなくしてしまえ!
2017年2月3日本書は、日頃タブー視されがちな「ブス」という言葉を、これでもかというほど盛り込んでいる。ブスという言葉を避けるのではなく必要以上に用…more
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『ブレイクスルーへの思考』と『つながる脳科学』で知の広大さと深遠さを堪能する
東大の異端児的存在である東京大学先端科学技術研究センター(先端研)に所属する11名の研究者へのインタビュー集だ。「これまでの大学の殻…more
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『方言萌え』SNSで加速する、方言コスプレとは何か?
2017年1月31日本書は地域に結びついた素の言葉である「方言」ではなく、テレビやラジオ、インターネットから地元のお土産物まで様々なコンテンツの中で加工…more
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『三省堂国語辞典のひみつ 辞書を編む現場から』三省堂国語辞典の行間
2017年1月29日言葉の「正しさ」なるものを求めて、国語辞典をひく人は大勢います。むしろ、学校教育で「正解」と「不正解」を教えられてきた人にとっては、…more
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『寿命図鑑 生き物から宇宙まで万物の寿命をあつめた図鑑』ブラジャーの寿命は、本当に13ヶ月なのか?
"冒頭の「動物の寿命」からして、子どもにとっては衝撃的なようだ。ハツカネズミのかわいいイラストとともにいきなり「寿命1年」と出てくる…more
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『東大VS京大 入試文芸頂上決戦』国語の入試問題から、時代の流れが見えてくる
2017年1月15日"戦後教育がはじまった年から2016年の春までに、わが国の最高学府の2トップをなす東大と京大で出題された国語の入試問題を読んでみたと…more
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凡人、天才に学ぶ 『世界天才紀行 ソクラテスからスティーブ・ジョブズまで』
天才とは何だろう? 一般的には「とくに創造的活動において発揮される、すぐれた知的才能」と定義されている。『優生学』を打ち立てたフラン…more
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南極で家を建てるには 『南極建築 1957-2016』
2017年1月13日地球上で、家を建てるのが大変な場所はどこだろう? ジャングル? 砂漠? ツンドラ? 南極や北極? 極地観測のために建てられた南極基地…more
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20代の自分に読ませたい 『コンプリメントで不登校は治り、子育ての悩みは解決する』
2017年1月9日"本書の主張は力強い。「親の力で子どもの心に自信の水を満たせば、不登校は治る」と断言しているのである。しかも、その主張は実証研究に基…more