医学・心理学
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愛と知性が奇跡を呼んだ!『悪魔の細菌-超多剤耐性菌から夫を救った科学者の戦い』
2021年6月17日どんな抗生剤も効かない「悪魔の細菌」、スーパーバグに倒れた夫を助けるべく、妻は文献を調べ、古くて新しい治療法にたどり着く。夫の体力、…more
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『世界を敵に回しても、命のために闘う』『分水嶺 ドキュメント コロナ対策専門家会議』『新型コロナウイルス ナースたちの現場レポート』コロナ最前線 命を救う闘い
新型コロナウィルス感染症のパンデミックから1年以上が経過した。窮屈な生活にも慣れてきたが、流行初期の恐怖にかられた混乱の経験は多くの…more
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『全員悪人』認知症は、大好きな人を攻撃してしまう病。
何でも完ぺきにできていた「私」なのに、なんだか最近いろいろわからなくなってくるの。隣に寝ているお爺さんは誰?なんで毎日知らない女がず…more
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『WAYFINDING 道を見つける力: 人類はナビゲーションで進化した』使わないには、失うには、惜しすぎる
19世紀までに、西洋の人々は地図、コンパス、標識や地名などのあまりにも多くのナビゲーションの補助道具を手に入れたせいで、それ以外のナ…more
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あらゆるコミュニケーションに応用できる方法論『患者の話は医師にどう聞こえるのか』
2021年3月21日「医学が技術的に進歩すればするほど、私たちはストーリーのはたす役割の重要性を再認識させられる」医師・患者のコミュニケーション、より正…more
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『「色のふしぎ」と不思議な社会 2020年代の「色覚」原論』最先端科学で探る、「色」の世界
小学校の教室で健康診断が行われている。順番に並んで身長、体重、座高などを測定し、最後に視力検査。さらにそのあと、変な絵を見せられた。…more
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こんなに違う、日米医学事情『医療現場は地獄の戦場だった』
2021年1月30日ハーバードメディカルスクール第二の教育病院、ブリガム・アンド・ウィメンズ病院に勤める大石啓医師。大石医師は、いかにして米国で医師にな…more
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しなやかに死を語る軽やかな対談 『いつか来る死』
2021年1月16日在宅医療の小堀鷗一郎医師と糸井重里氏による死をめぐる対談。それぞれの死はいかに個別的なのか。「『縁起でもない』をやめよう」、「どんな…more
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『患者の話は医師にどう聞こえるのか』コミュニケーションにこんなにエビデンスがあるのか!
本書はエビデンスを並べて、一つの事実を高らかに主張するタイプの本ではない。医師と患者、双方からのストーリーを聞くことで、チグハグにな…more
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誰もが当事者として考えるべきであるという問題提議 『ルポ 「命の選別」誰が弱者を切り捨てるのか?』
2021年1月3日『ルポ「命の選別」 誰が弱者を切り捨てるのか?』では、リアルな事例を元に、現れつつある「優生社会」のさまざまな問題点が明らかにされて…more
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『もっと! 愛と創造、支配と進歩をもたらすドーパミンの最新脳科学』身近なわりに知らない、その奥深さ
なじみがあるようで想像以上に奥が深いドーパミンのはたらきについて、とっつきやすく興味深い文章で伝えてくれる一冊である。些細なできごと…more
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『ワクチン・レース〜ウイルス感染症と戦った科学者、政治家、そして犠牲者たち』
2020年10月26日細胞の分裂回数が有限であるという画期的な発見をした「マッドサイエンティスト」、レオナルド・ヘイフリック。その樹立した細胞株から、ワク…more
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『闇の脳科学「完全な人間」をつくる』 その先駆者の栄光と悲劇、そして「脳操作」の現在と未来
脳機能を操作する深部脳刺激(DBS)。すでにパーキンソン病の治療などに用いられているが、精神疾患の治療や心理操作など、さまざまな応用…more
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楽しくて、切なくて、愛おしい『アレックスと私』
「全米が泣いた!」――ひと昔前のハリウッド映画の陳腐な宣伝のようだが、本書はアレックスの死によってまさに「全米が泣いた」場面から始ま…more
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『がんと闘う病院』知りたい情報を得る手掛かりに
2020年10月8日20年1月末、武漢から帰国した在留邦人の患者を収容した都内の病院の一つが都立駒込病院だ。1879年に感染症の専門病院として開設された…more