医学・心理学
-
『思いどおりになんて育たない: 反ペアレンティングの科学』あれこれ子育てに悩んだら、真っ先に読んだらいい
本書は、現在のペアレンティングと呼ばれるものの考え方は、科学的、哲学的、政治的な観点から、そして人の生活という面から根本的に誤りであ…more
-
『事実はなぜ人の意見を変えられないのか』 不都合な真実から目を背ける人たち
具体的な数字やデータを示してもダメ。明晰な論理で説いてもムダ。そんなとき、あなたはきっとこう思ってしまうのではないか。「事実はなぜ人…more
-
『アスペルガー医師とナチス 発達障害の一つの起源』現代の精神医学とナチス 光と闇の意外なつながり
2019年8月24日"アスペルガーは、ナチス統治下のオーストリア・ウィーンで小児科医として活躍した。敬虔なカトリック教徒でナチスにも入党しなかった彼は戦…more
-
『死の海「中河原海岸水難事故」の真相と漂泊の亡霊たち』あの日、彼女たちは何を見たのか?
"昭和30年7月28日午前10時ごろ、三重県津市の中河原海岸で女子生徒たちが溺れ36人もの死者を出した。足をさらわれ、泳ぎの得意では…more
-
『習慣の力〔新版〕』変えるためのコツは、意外とシンプル
2019年7月19日習慣をコントロールしたくても、なかなかうまくはいかない。でもしくみを知って、ままならないなりに多少抵抗したい。そんな人たちのための一…more
-
『僕とぼく 妹の命が奪われた「あの日」から』 「佐世保小6殺害事件」被害者の兄ふたりの“その後”
"2004年6月、長崎県佐世保市の小学校で6年生の女子児童が同級生の女児にカッターナイフで喉を切られ死亡する事件が発生した。学校内で…more
-
「『こわいもの知らずの病理学講義』につまずいた人、必読!」ってどういう意味やねん! 『おしゃべりながんの図鑑 病理学から見たわかりやすいがんの話』
2019年7月7日おしゃべりなおばちゃん病理医による「がんの図鑑」。著者自らのイラストを駆使しながら、がんとはどういう病気か、が、わかりやすく解説され…more
-
『ストーカーとの七〇〇日戦争』ストーカーは病気である!
本書は被害当事者が、ストーカー行為の一部始終を赤裸々に語った数少ない本である。一度は信頼した人が変貌していく過程に総毛だつ。more
-
『「うつ」は炎症で起きる』 「それは体の問題」という新たな視点
若い医師はあるとき、リウマチ性関節炎と診断されていた女性患者がうつ病をも患っていることに気づいた。そのささやかな発見に気をよくした彼…more
-
『Dr. ヤンデルの病院選びーヤムリエの作法』を読んで病院選びの達人をめざそう
2019年6月8日あのDr.ヤンデルの本である。と言われても「?」の人が多いかもしれない。ツイッターのフォロワー数10万人近く、間違いなく日本でいちば…more
-
『世にも危険な医療の世界史』を買ったのは、どういう人たちなのか?
2019年5月30日"発売した瞬間にHONZメンバーがどよめく、というか「おおっ!」と沸くことが最近頻発しています。面白いノンフィクションが次々と世に送…more
-
読めば気分が…、医学譚全61話 『爆発する歯、鼻から尿―奇妙でぞっとする医療の実話集』
2019年5月27日珍書というべきか奇書というべきか、何しろ驚愕の一冊である。『鼻から尿』?、それに『爆発する歯』?そんなことあるはずないやろ!という…more
-
衝撃! ”生命科学クライシス-新薬開発の危ない現場”
2019年4月27日「なんとかの危機」的な本はけっこう多い。執筆は専門家ではなくてジャーナリストだし、「煽り系」の本がまた出たかと思って読み始めた。しか…more
-
何でも治ることを売りにした最悪の治療法の歴史──『世にも危険な医療の世界史』
2019年4月25日現代でもインチキ医療、危険な医療はいくらでも見つけることができるが、過去の医療の多くは現代の比ではなくに危険で、同時に無理解の上に成…more
-
日本医学の大恩人になりかけた男『ウイリアム・ウイリス伝』
明治政府は、薩摩藩と関わりの深かった英国人医師ウイリアム・ウイリスを軸にして、日本に英国流の医学を導入しようとする。しかし、最後の最…more