医学・心理学
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読めば気分が…、医学譚全61話 『爆発する歯、鼻から尿―奇妙でぞっとする医療の実話集』
2019年5月27日珍書というべきか奇書というべきか、何しろ驚愕の一冊である。『鼻から尿』?、それに『爆発する歯』?そんなことあるはずないやろ!という…more
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衝撃! ”生命科学クライシス-新薬開発の危ない現場”
2019年4月27日「なんとかの危機」的な本はけっこう多い。執筆は専門家ではなくてジャーナリストだし、「煽り系」の本がまた出たかと思って読み始めた。しか…more
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何でも治ることを売りにした最悪の治療法の歴史──『世にも危険な医療の世界史』
2019年4月25日現代でもインチキ医療、危険な医療はいくらでも見つけることができるが、過去の医療の多くは現代の比ではなくに危険で、同時に無理解の上に成…more
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日本医学の大恩人になりかけた男『ウイリアム・ウイリス伝』
明治政府は、薩摩藩と関わりの深かった英国人医師ウイリアム・ウイリスを軸にして、日本に英国流の医学を導入しようとする。しかし、最後の最…more
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『わたしが「軽さ」を取り戻すまで シャルリ・エブドを生き残って』死を免れた女性漫画家の“その後”
2015年1月7日11時30分、フランスのパリ11区にある風刺新聞社「シャルリ・エブド」に武装した覆面男2人が侵入し、編集会議中の社…more
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身近なれど未知なる障害『吃音 伝えられないもどかしさ』
2019年3月28日魂の一冊である。『吃音 伝えられないもどかしさ』は、自らも吃音に悩んだ近藤雄生が80人以上の吃音者と対話し、その現実に迫る渾身(こん…more
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『生命科学クライシス─新薬開発の危ない現場』着実に進むために、急がば回れ
本書は「再現性」の問題に焦点を当てながら「科学が正道を踏み外すさまざまなパターン」について迫る1冊だ。生命科学の歩みは決して止まって…more
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『クリエイティブ・ラーニング 創造社会の学びと教育』学ぶことの遠い将来を見定める
学びや教育を題材にした書籍に多いパターンは、起こっている問題を分析した後に、あるべき姿や改革案を提案する本である。しかし、本書はその…more
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『吃音 伝えられないもどかしさ』吃音者の著者が当事者たちの現実に迫る
本書では、重度の吃音者で、そのことを苦に自殺未遂まで起こした高橋啓太という男性の回復への過程を下敷きに、自らも吃音者であった言語聴覚…more
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『ソッカの美術解剖学ノート』全クリエイターにおすすめ
"本書は韓国で著名なイラストレーターである著者が31歳~40歳までの9年をかけ執筆した人体の構造をわかりやすく解説した本だ。絵の描き…more
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楽しくてためになる『胎児のはなし』
胎児の超音波検査を日本で先駆的に取り入れて研究してきた増崎英明教授が、ノンフィクションライターである最相葉月の質問に答える対談形式で…more
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『吃音 伝えられないもどかしさ』誰にでも居場所がある社会をつくるために
日本では100万人ほどが吃音の問題を抱えているとみられる。本書は、自らも吃音に悩んだ経験を持つ著者が、同じ問題を抱えるたくさんの人々…more
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死とどう向き合うべきか──『現代の死に方: 医療の最前線から』
2018年12月25日死は一つだが死に至るルートは複数あり、自分はまだ死んだ経験はないので、備えようと思っても難しいものがある──と、そんなことを考えてい…more
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『(あまり)病気をしない暮らし』(略称:あま病)を読んで健やかに!
2018年12月14日ベストセラー『こわいもの知らずの病理学講義』についで、二匹目のドジョウを狙って出しました。笑って読んで健やかに。ダイエット、お酒、が…more
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ナニワの病理学教授の本! 『(あまり)病気をしない暮らし』
2018年12月13日『こわいもの知らずの病理学講義』が7万2千部に! ということでウハウハだという大阪のおっさんこと、ナニワのレビュワー仲野徹先生の新刊…more