生物・自然
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『フンボルトの冒険 自然という<生命の網>の発明』 多事多難な探検と、そこから芽生えたアイデアの数々
偉大な探検家にして傑出した博物学者。壮年の文豪ゲーテに再び情熱の火を点し、その著書によってダーウィンをビーグル号乗船へと促した男。ジ…more
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『オスとメスはどちらが得か?』モテるためには命をかけて戦う
2017年2月1日全ての生き物はオスでもメスでも恋をすることに命をかけている。そこに損得なんて野暮じゃないだろうか。特にこれから恋をする若者たちに読ん…more
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『昆虫たちの世渡り術 』恋をしたら昆虫のことを思い出してください
2017年1月30日著者は昆虫の好きなところに「多様性」を挙げている。 昆虫を知る事で、世界は何倍にも大きくなる。侮れない昆虫の多様な魅力を存分に味わっ…more
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『寿命図鑑 生き物から宇宙まで万物の寿命をあつめた図鑑』ブラジャーの寿命は、本当に13ヶ月なのか?
"冒頭の「動物の寿命」からして、子どもにとっては衝撃的なようだ。ハツカネズミのかわいいイラストとともにいきなり「寿命1年」と出てくる…more
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『進化の教科書 第1巻 進化の歴史』 進化入門の決定版
「進化の歴史」というサブタイトルが付けられた本書では、そもそも進化がどのような証拠に基づいて確かめられ、理論が構築されてきたのか、進…more
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『衛生害虫ゴキブリの研究』年季入りの本格的ハードコア・ゴキブリ書
2016年11月24日何のてらいもないタイトルの通り、本書は、屋内で遭遇する衛生害虫ゴキブリの研究書である。著者は、民間の研究所などで50年以上にわたって…more
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かわいいあいつも、食べるとおいしい。『世界のへんな肉』アルパカもビーバーも、肉。
本書は3年かけて世界一周の旅に出た著者が、いろんな国で出会った心温まる肉とのふれあい……じゃなくて、動物とのふれあいと、そのお肉の味…more
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『ニワトリ 人類を変えた大いなる鳥』
2016年11月17日今日の産業化したニワトリの状況は、「絶滅よりも悪い運命」に置かれている。その強烈な栄光と悲惨――それは、この類い希な生き物に自身の欲…more
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『土と内臓 微生物がつくる世界』
2016年11月15日自分の身体と庭というもっとも身近な環境から微生物を捉え直し、実体験を医学、薬学、栄養学、農学など多分野の知見と融合させ、魅力的な物語…more
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『熊!に出会った 襲われた』その時クマとヒトはどうしたか? 超リアルな実録体験談
私は文句を言ってやろうと「主」に数メートルまで近づき、「おい!」と強めの口調で声を掛けた。声に驚き葉っぱの間から顔を出したのは、友人…more
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出会った、食べた、襲われた!『逃げろツチノコ』伝説の奇書、待望の復刊
明らかに首か肩を狙って飛んできた奇妙な生物は、素石にすんでのところで身をかわされて、地面に落ちた。その姿を見て、素石は息を呑む。ヘビ…more
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『竜宮城は二つあった ウミガメの回遊行動と生活史の多型』 役に立たない面白い研究
"「将来の野外生態学を担う若者に刺激を与えるような楽しい本を提供する」ことを目的とする『フィールドの生物学』シリーズの最新作である。…more
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万物は進化する──『進化は万能である:人類・テクノロジー・宇宙の未来』
進化はリドレーが長年扱ってきたテーマであってその点に不思議はないが、進化は万能である、といきなり言われても意味がよくわからずに最初戸…more
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『進化は万能である 人類・テクノロジー・宇宙の未来』
本書『進化は万能である』は、『赤の女王』『ゲノムが語る23の物語』『徳の起源』『やわらかな 遺伝子』といった、進化や遺伝、社会…more