サイエンス
-
『進化とは何か? ドーキンス博士の特別講義』
2016年12月20日この解説では、本書をきっかけに進化論の世界に足を踏み入れようという人に向けて、今後のさらなる探究のための補助線を引いてみたい。ます…more
-
『進化の教科書 第1巻 進化の歴史』 進化入門の決定版
「進化の歴史」というサブタイトルが付けられた本書では、そもそも進化がどのような証拠に基づいて確かめられ、理論が構築されてきたのか、進…more
-
『21世紀の戦争テクノロジー 科学が変える未来の戦争』
2016年12月11日本書は、Everett Carl Dolman, can science end war? (first published in …more
-
『マイクロバイオームの世界 あなたの中と表面と周りにいる何兆もの微生物たち』 研究の全体像を見渡せる概論的読み物
2016年12月9日近年、わたしたちの体内や体表面に驚くほどの微生物がいることが明らかになってきた。人間の体にある細胞のうち、なんと90%が微生物のもの…more
-
「ビッグマック」を食べよう 『腸科学 健康な人生を支える細菌の育て方』
2016年12月4日100,000,000,000,000。わたしたちひとりひとりの腸内にはそれだけの数の細菌がいるという。そうした細菌たちの集まりは「…more
-
『マイクロバイオームの世界 あなたの中と表面と周りにいる何兆もの微生物たち』
2016年12月1日本書はWelcome to the Microbiome(Yale University Press, 2015)の全訳である。原書…more
-
不健康な脳から健康な心を推論する──『脳はいかに意識をつくるのか』
2016年11月25日近年fMRIなど新技術の出現で脳の活動がより精確に観測できるようになり、脳科学/神経科学は飛躍的に進歩した。そうなると気になるのは、…more
-
『キラーストレス 心と体をどう守るか』そのストレスがあなたを殺す!
キラーストレスという言葉は造語であり、学術的に特別なストレスが存在するわけではない。しかし、近年の目覚しい科学の発展によって、いくつ…more
-
『最古の文字なのか? 氷河期の洞窟に残された32の記号の謎を解く』
2016年11月11日洞窟に入って壁画を見れば、誰だって巨大な牛やウマの絵に目が向くことだろう。たしかに絵のような芸術品は、太古の人々の生活を具体的なイメ…more
-
『宇宙エレベーター その実現性を探る』宇宙エレベーターの入門書
2016年11月8日宇宙エレベーターというものを知ったのは私が中学校の頃だったと思う。田中芳樹原作の『銀河英雄伝説』というアニメでだ。特にSFファンとい…more
-
『脳はいかに意識をつくるのか 脳の異常から心の謎に迫る』
2016年11月5日『脳はいかに意識をつくるのか――脳の異常から心の謎に迫る』は、Neuro-Philosophy and the Healthy Mi…more
-
『超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条』 一番大事なのはものの考え方
著者のフィリップ・テトロックは、一般のボランティアを広く募集し、大規模な予測コンテストを継続的に行っている。そして、その結果として浮…more
-
『超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条』
2016年10月22日「見通しが甘かった......」。仕事でもプライベートでも、そう言ってほぞをかんだ経験のない人はおそらくいないだろう…more
-
『竜宮城は二つあった ウミガメの回遊行動と生活史の多型』 役に立たない面白い研究
"「将来の野外生態学を担う若者に刺激を与えるような楽しい本を提供する」ことを目的とする『フィールドの生物学』シリーズの最新作である。…more