世界史
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『帝国の参謀 アンドリュー・マーシャルと米国の軍事戦略』 ペンタゴンのヨーダと呼ばれた男
"常に裏舞台で働くことを好み、自己宣伝や世間からの注目を極端に嫌ったアンドリュー・マーシャルの名を知る者は少ない。しかし、「ペンタゴ…more
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『戦争の物理学』戦史と物理学の歴史の見事な融合
戦争の物理学の本を書いている。著者がこう話すと、周りからは「物理学が戦争と何の関わりがあるんだい?」という言葉が返ってきたという。続…more
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『1493 世界を変えた大陸間の「交換」』
2016年4月4日先コロンブス期のアメリカ大陸の常識を覆して(遅れた社会⇒ヨーロッパ以上の人口や洗練された大都市を持っていた文明社会)、全世界にセンセ…more
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『都市の起源 古代の先進地域=西アジアを掘る』 よそ者が都市をつくった
2016年3月22日"都市は人を惹きつける。整備されたインフラがもたらす快適な生活、次々にもたらされる新たな出会い、世界に解き放たれる前の情報など、都市…more
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『ムハンマド 世界を変えた預言者の生涯』
2016年3月10日年に約33,000人もの人がテロの犠牲となっているが(2014年)、犠牲者の約80%は、イラク、ナイジェリア、アフガニスタン、パキス…more
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『1493 世界を変えた大陸間の「交換」』 こうして世界は再び一つになった
"タイトルの『1493』とは、コロンブスが新大陸から黄金の装身具やカラフルな鳥、先住民捕虜を携えてスペインへ帰国した年である。この年…more
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人間らしさあふれる伝記 『ムハンマド─世界を変えた預言者の生涯』
ムハンマド、あまりに人間らしさにあふれているではないか。といえば、不謹慎になるのだろうか。抜群に面白い伝記であった。イスラームの開祖…more
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『メソポタミアとインダスのあいだ 知られざる海洋の古代文明』
2016年2月21日僕が歴史を好きになったのは、間違いなく中央公論社の「世界の歴史(旧版、16巻+別巻)」を読んだことがきっかけだった。世界最古の文明、…more
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5000年の歴史を走破せよ!『「全世界史」講義』
2016年2月18日人間と他の動物とを分かつものとは何か?この問いに対する最大の答えは「文字」ではないだろうか。文字を生み出したことにより、人は人という…more
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『食糧と人類』エネルギーから見た文明史
文化や技術ではなく、食糧生産を軸に文明について考えてもいいのではないか。そんな思いから書かれた本書は、何千年にもわたる壮大な食糧生産…more
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『「全世界史」講義 教養に効く! 人類5000年史』 学びを超えた知的エンターテインメント
2016年1月25日本書を読むときのイメージは「人類5000年史」という名前が付けられた、一辺が100メートルほどの体育館のようなものがあって、その中を…more
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『南シナ海 アジアの覇権をめぐる闘争史』 アジアの行く末を握る場所
"BBCなどで活躍したジャーナリストである著者は膨大な資料調査と現地での取材を基に、歴史、経済、国際法、政治、軍事など多角的な視点か…more
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『GDP』20世紀でもっとも偉大な発明の歴史
「GDPは20世紀でもっとも偉大な発明のひとつ」アメリカ商務省がここまで賛辞を贈るのは異例だ。本書は、この「20世紀でもっとも偉大…more