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『ヴィクトリア朝時代のインターネット』
2024年5月11日インターネット30周年を祝うイベントが開かれていた1999年頃、ネット関連の会議などで頻繁に話題に上る本があった。それは、その前年に…more
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『絶海――英国船ウェイジャー号の地獄』訳者あとがき
2024年4月23日本書『絶海――英国船ウェイジャー号の地獄』は、2023年にダブルデイ社から刊行されたデイヴィッド・グランのノンフィクション、The …more
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『アナロジア AIの次に来るもの』アナログ王国序説ーーデジタルを超えた次の時代を読む方法
2023年5月20日始まったばかりだと思っていた21世紀も、気がつけばすでに1/4が経過しようとしているが、われわれが未来の象徴のように思っていた「新世…more
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『脳は世界をどう見ているのか 知能の謎を解く「1000の脳」理論』訳者あとがき
2022年4月24日本書は2021年に刊行されたジェフ・ホーキンスのA Thousand Brains: A New Theory of Intelli…more
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『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』文庫解説 by 今井 むつみ
2022年2月16日黒い空、オレンジ色の猫 「ヒュッゲ」ということばをこのごろよく耳にする。ウィキペディアでは、「ウェルネスかつ満足な感情がもたらされ、…more
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『冤罪と人類』精密な世界模型たる迷宮(ラビリンス)
2021年4月28日本書、『冤罪と人類──道徳感情はなぜ人を誤らせるのか』ではさらに歩を進めて、具体的な事件についての微に入り細を穿つような詳察から出発…more
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『<脳と文明>の暗号 言語と音楽、驚異の起源』文化と人間の「共進化」
2020年12月3日本書は、Harnessed: How Language and Music Mimicked Nature and Transfor…more
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『ヒトの目、驚異の進化』「視覚の進化革命」がここから始まった
2020年3月6日ヒトの目、驚異の進化 (ハヤカワ文庫NF) 作者:マーク・チャンギージー 翻訳:柴田裕之 出版社:早川書房 発売日:2020-03-…more
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『がん免疫療法の突破口(ブレイクスルー)』ブレイクスルーに至る100年史
2020年3月5日がんの治療の世界で、今世紀に入ってから、まさにそのブレイクスルーが起こった。本書は、そのブレイクスルーに至るまでの、100年以上にわ…more
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『ハウ・トゥー バカバカしくて役に立たない暮らしの科学』ファイルを送るには
2020年1月23日大きなデータファイルを送るのは、場合によっては難しい。ファイルを送る最も単純で、最もわかりやすい方法は、そのファイルが貯蔵されている…more
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『ハウ・トゥー バカバカしくて役に立たない暮らしの科学』
2020年1月22日突拍子もない質問に科学で答える『ホワット・イフ?』、科学絵本『ホワット・イズ・ディス?』(ともに早川書房刊)に続く、元NASAエンジ…more
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『ミヤザキワールド 宮崎駿の闇と光』
2019年11月6日本書は、海外における日本アニメ研究の第一人者による「宮崎駿論」決定版とも言うべき一冊である(原書はMiyazakiworld: A …more
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『140字の戦争 SNSが戦場を変えた』
2019年5月28日21世紀の戦争は、戦車や大砲による物理的な戦闘よりも、主にソーシャルネットワーク(SNS)を使った情報戦が重要になった。SNSによっ…more
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『アダム・スミスはブレグジットを支持するか?』彼らはなぜ偉大なのか?
2019年4月21日本書(The Great Economists, 2018)は、経済学説史上の巨人たちならば、現在私たちが直面している問題についてど…more