HONZ記事
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最近海外の人が増えたなあ。そんな人は『ふたつの日本』を。
2019年4月13日コンビニのレジの人、どこの国の人だろう? 技能実習生が失踪って、なぜそんなことに? 移民に関する政策ってどうなっている? 日本に「暮…more
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『ファンタジーランド 狂気と幻想のアメリカ500年史』現実と幻想とが混在してきた歴史
"本書で示されている米国の実態は衝撃的である。 例えば、米国人の3分の2が「天使や悪魔がこの世界で暗躍している」と信じていて、…more
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『団地と移民』団地をみればこの国の未来がわかる
2019年4月12日『団地と移民』は、長年にわたり排外主義の問題を追いかけてきた著者が、日本各地やパリ郊外の団地の最前線で起きていることをルポした一冊だ…more
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『超孤独死社会 特殊清掃の現場をたどる』つらく、悲しく、身近に迫る死
2019年4月10日読み進めるのが苦しい一冊だった。登場する人々が長く抱えてきた生きづらさが、とても他人事に思えなかったからだ。壮絶な「現場」の描写も相…more
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語りえぬ言葉たち 『あわいゆくころ』
2019年4月9日著者は、神戸や被爆地・広島などにも足を運び、新しい街を見てきた。本書は、それを含めた7年間の現実を書き留めた「歩行録」と現在地からそ…more
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今週のいただきもの:2019年3月31日週
2019年4月6日今年の桜もそろそろ終わりですね。終わりといえば、ふきのとうもだんだんと見かけなくなりました。ふきは日本最古の野菜であり、延長6年(9…more
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『企業ファースト化する日本 虚妄の「働き方改革」を問う』働き方「改革」は「改悪」になるのか
著者が嘆くように、人間は忘却する生き物だ。記憶を無意識に編集しながら生きている。だが、忘れるにしても、知らなければ何も始まらない。企…more
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『人喰い ロックフェラー失踪事件』マイケルはなぜ喰われたのか?
2019年4月5日"1961年11月20日、マイケル・ロックフェラーはニューギニア南部で消息を絶った。 この地を訪れていた23歳の若者の父親は、ニュ…more
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『日本人の勝算 人口減少×高齢化×資本主義』日本経済再生のための提言書
2019年4月3日本書は、オックスフォード大学で日本学を専攻し、ゴールドマンサックス時代に日本の不良債権問題をいち早く指摘して「伝説のアナリスト」とし…more
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『ロケット・ササキ ジョブズが憧れた伝説のエンジニア・佐々木正 』こんなスケールの大きい日本人が本当にいた
2019年3月31日自分で勝手に考えて自分で勝手に情熱を燃やす。それが結果として人類のためになる。これこそが人間の素晴らしさだと思うのです。情熱を燃やす…more
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今週のいただきもの:2019年3月24日週
2019年3月30日暖かくなると、葉物の野菜が増えて嬉しいですね。先日、ルッコラが1束100円で売っていたので、3束も買ってしまいました。日本ではイタリ…more
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『持たざる経営の虚実』経営文学に支配された、平成30年間の企業経営
"経営学とは本来は社会科学の領域に属するはずのものだ。しかし、欧米などから輸入された経営論のスローガンが情念的な言葉の衣をまとい、意…more