教養・雑学
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『経理から見た日本陸軍』「マレーの虎」の働きかけも 実は先進的だった陸軍経理
2021年7月17日"戦争にはお金がかかる。多くの燃料や弾薬が必要になるし、軍需補給にも人員や物資が大量に投入される。だが、国の一大事とはいえ、それらを…more
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『天才IT相オードリー・タンの母に聴く、子どもを伸ばす接し方』日本の教育現場がかかえる問題を解決する糸口になるか?
本書の原題は『乖孩子的傷、最重』(「いい子」の傷は、深い)。20年ほど前、悩める教師や生徒、親からの質問に李雅卿が答えた本だ。母とし…more
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『決定版 HONZが選んだノンフィクション』
2021年7月7日2011年7月15日、東日本大震災の混乱がおさまらぬなか、ノンフィクションに特化したインターネット書評サイト「HONZ」が船出しまし…more
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『実力も運のうち 能力主義は正義か?』今も広く容認される偏見 学歴という「功績」の横暴
2021年6月19日"「運も実力のうち」という慣用句はよく聞くが、「実力も運のうち」というのはどうだろう。「実力」という言葉はフェアに聞こえるが、それが…more
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『LIMITLESS 超加速学習』学習を始める前に無用な考えを徹底的に排除する
2021年6月12日多くの人が意外に思うかも知れないが、超加速学習には良質のインプットとしての読書が最善かつ不可欠である、と著者は説く。「1日10分でも…more
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ざっかけない変態料理人の本 『おいしいものでできている』
2021年6月9日本書は、東京・八重洲の超人気南インド料理店「エリックサウス」の創業者が、ド定番の「おいしいもの」を一品ずつ語っていく本だ。目次をみる…more
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『くらしのための料理学』「手を抜く」のではなく「力を抜く」
2021年5月24日土井善晴さんが「家庭料理を作る人々」へ向けて発信し続けてきたメッセージを、体系立てて学ぶことができる「テキスト」が本書だ。『くらしの…more
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ジェンダーを越え、世界に広がる「おすもう」の世界『世界のおすもうさん』
2021年4月27日相撲好きの女性ライターふたりが、おすもうさんの世界を描く。青少年相撲大会、女子相撲大会、女子校相撲部、沖縄角力など。そして、韓国シル…more
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こんな本を待っていた! 『取材・執筆・推敲〜書く人の教科書』
2021年4月14日こんな本を待っていた! そんな一冊に挙げられそうな、あの超絶ベストセラー『嫌われる勇気』の古賀史健さんの新刊だ。3年間かかりっきりだ…more
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『新時代の江戸前鮨がわかる本 訪れるべき本当の名店』寿司評論家による30年ぶりの本格的な江戸前寿司の紹介本
2021年4月12日寿司評論家の第一人者の早川光氏が、コース1万8千円以下で、3万円超の高額有名店に勝るとも劣らない東京の名店10店を、鮮明なカラーグラ…more
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『読書大全 世界のビジネスリーダーが読んでいる経済・哲学・歴史・科学200冊』
2021年4月1日いまだ収まらない新型コロナ禍の中で、今はほとんど軽井沢にこもってオンラインで仕事をこなしています。実は一昨年から新著の執筆を依頼され…more
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「『考える、書く、伝える 生きぬくための科学的思考法』は、大学生にとってのバイブルだ!」というようになってほしいぞ(著者談)
2021年3月22日大阪大学では、新入生必修の『学問への扉』というゼミがあります。令和2年度の春・夏学期、新型コロナウイスル禍の中、Zoomで開講した『…more
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『戦前尖端語辞典』新語・流行語に見る「言葉」 今も昔も変わらないあり方
2021年3月20日"寝る前に読む本、通勤時に読む本と状況に合わせて本を読み分けている人は少なくないだろう。私もそのひとりだが、意外に難しいのがトイレで…more