教養・雑学
-
忘れられかけていた女性たちの活躍を蘇らせる一冊──『アニメーションの女王たち ディズニーの世界を変えた女性たちの知られざる物語』
2021年3月5日この『アニメーションの女王たち』は、ディズニー・アニメーションの中で、アートに脚本にと活躍してきたにも関わらず、エンドクレジットに…more
-
居場所をどう見つけていくか『悲しみとともにどう生きるか』
"「被害にあった人は、他の人が同じような目にあわないために活動をしている人が多い」ということをよく聞く。 大変な使命を背負わされて…more
-
地図の世界がいまアツい!『地図づくりの現在形』
2021年2月26日読書の楽しみは、煎じ詰めれば、「これまで知らなかったことを知る」ことにある。その喜びは何物にも代えがたい。だから本好きにとって最高の…more
-
あの劇場で見た映画が忘れられない…だから『そして映画館はつづく』
2021年2月17日"当たり前にあると思っていたものが、実は”当たり前”ではなく“有り難い”ものだったと、コロナ禍を経て、誰しも何か感じているものがある…more
-
たまに死者も出る、この特殊な趣味の行方は……?『こいわずらわしい』
「楽しくて読みやすいなあ~」と、のほほんと読み進めていると、突然鋭く心をぶっ刺してくる油断のならなさ。おもむろに登場するマイナー生物…more
-
『羊の人類史』文化や貿易、軍事まで 羊は世界を変え続けた
2021年1月30日羊といえば、なにを思い浮かべるだろうか。私の場合は、チェスターコートやメリノウールのセーターなど、ふだん愛用している衣類だ。浅はかな…more
-
『黒魔術がひそむ国 ミャンマー政治の舞台裏』呪術合戦は、安倍晴明と蘆屋道満の戦いさながら!
ヤンゴンに新聞記者として駐在していた著者は、情報省の中堅幹部との会談で「テインセン大統領の誕生日を確認できない」と愚痴をもらした。答…more
-
『社会問題とは何か なぜ、どのように生じ、なくなるのか?』こんなを教科書を10代の頃に読みたかった!
いくつかの出版社から社会問題についての本を書いてほしいと依頼されていた著者は、いつもお決まりの文句で断っていたそうだ。「私が書きたい…more
-
認知科学の観点から考えた最適の英語学習法──『英語独習法』
2021年1月25日このシンプルなタイトルの本『英語独習法』は、認知科学や発達心理学を専門とする今井むつみによる、認知科学の観点から考えた最強の英語学習…more
-
理解出来るって楽しい!『LIFE SCIENCE(ライフサイエンス)長生きせざるをえない時代の生命科学講義 』
本書は、その苦手意識を超え、まさに娯楽の本で、読んでいてめちゃくちゃ楽しかったです。いつのまにか「オートファジー」を説明できるように…more
-
『東京整形白書 あと1mm』これも現実。
2021年1月13日4人の女性が、顔と名前をあかし、before・afterの写真とともに整形体験を語る。いつもHONZに掲載されるノンフィクションと、…more
-
『エデュケーション 大学は私の人生を変えた』 ターニングポイントは親との決別
2020年12月19日ビル・ゲイツ、オバマ夫妻に絶賛された全米400万部超の記録的ベストセラー。アイダホ州クリフトンで父親の思想が強く反映された反政府主義…more
-
『ノーベル平和賞の裏側で何が行われているのか?』世界で最も栄誉ある賞 その知られざる舞台裏
2020年12月12日著者は90年から2014年まで25年間にわたりノーベル研究所所長とノーベル委員会事務局長を務めた。受賞者を決定する瞬間に居合わせただ…more
-
『元号戦記 近代日本、改元の深層』元号決定過程の秘密 「密室政治の極致」に迫る
2020年12月5日本書は、多くの人は想像すらしないような特命を帯びた人がこの国にいることを教えてくれる。だが、それだけではない。元号制定の謎を解き明か…more