生物・自然
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『文化進化論 ダーウィン進化論は文化を説明できるか』 文化も生物のように変異し、競争にさらされ、受け継がれていく
"ダーウィン進化論は、信じられないほど少ない仮定で、驚くほど多くのことを説明してしまう。なにしろ、100万種以上といわれるほど多様で…more
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“脱絶滅”が生態系の復活を可能にする──『マンモスのつくりかた: 絶滅生物がクローンでよみがえる』
本書は書名そのままに(原題も『HOW TO CLONE A MAMMOTH』)、「脱絶滅のロードマップ」を提供する一冊である。どんな…more
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『なぜ老いるのか、なぜ死ぬのか、進化論でわかる』私たちの生命には、老化と寿命の驚くべき秘密が隠されている
2016年2月4日「なぜ私たちは老いて死ぬのか?」――本書はこの問いかけに進化論によって答える。そこから見えてくるのは、私たちの生―老い―死(寿命)が…more
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『なぜ老いるのか、なぜ死ぬのか、進化論でわかる』 自然選択は、年を取ると引退する
"この200年間における人類の平均寿命の伸長度合いには目を見張る。1840年を起点にとれば、我々の平均寿命は1時間あたり15分も伸び…more
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『食糧と人類』エネルギーから見た文明史
文化や技術ではなく、食糧生産を軸に文明について考えてもいいのではないか。そんな思いから書かれた本書は、何千年にもわたる壮大な食糧生産…more
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『ダーウィンの覗き穴 性的器官はいかに進化したか』
2016年1月23日雄と雌は、同じ種に属する生物どうしであっても、繁殖をめぐって利害が対立する。自分にとって有利にことを運ぶべく、雄も雌も互いを出し抜く…more
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『生物はなぜ誕生したのか 生命の起源と進化の最新科学』
2016年1月13日新しい発見、新しい解釈をベースに生命全史を「語り直す」というのがこの本の大命題であり、その姿勢はすべての章に貫かれている。その分、一…more
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『ヒトとイヌがネアンデルタール人を絶滅させた』 ヒトは史上最強のインベーダー
"本書は「なぜネアンデルタール人が絶滅し、初期現世人類は絶滅しなかったのかという人類学の大問題」に、最新の研究結果と巧みな想像力で迫…more
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我々は特別な存在か。宇宙的バランス感覚を養う一冊『生命の星の条件を探る』
生命の星、地球。都会のようなコンクリートジャングルにおいても雑草が茂り、アリたちが闊歩する。だが、地球以外の天体に由来する生命体は、…more
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『食の未来のためのフィールドノート』食のサードウェーブ?
2015年10月26日"「ジェームズ・ビアード賞」(アメリカ料理界のアカデミー賞)受賞作! 著者はその年、ロックフェラー一家から寄贈されたニューヨーク郊…more
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『時を刻む湖 7万枚の地層に挑んだ科学者たち』奇跡的な万年時計の研究
2015年10月24日水月湖が奇跡の湖と言われる理由は毎年1ミリの堆積物が間断なく湖底に降り積もり、その縞を数えることで正確に年代を特定できることにある。…more
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『量子力学で生命の謎を解く 量子生物学への招待』 生命は量子の力を利用しているのか?
"本書では英国サリー大学理論物理学教授ジム・アル=カリーリと同分子生物学教授ジョンジョー・マクファデンが、生命と量子力学の驚くべき関…more
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『動物翻訳家』動物たちが幸せに暮らせるように
2015年10月6日読み始めると小学校の時、夢中になったドリトル先生を思い出し、時間を忘れてしまった。図鑑を見ながら憧れていた動物園の飼育員。この本の中…more