サイエンス
-
『僕はダ・ヴィンチ』天才の正体
本書ではレオナルドの複雑な生い立ちから、フィレンツェでも最高の芸術家とされる師ヴェロッキオに出会えたこと、その技術をもって制作するル…more
-
『柔らかヒューマノイド ロボットが知能の謎を解き明かす』 つくることは、知ること
2016年6月2日本書では、このソフトロボティクスとヒューマノイドという2つのキーワードを軸に、ロボットの過去、現在、そして未来が語られる。本書の議論…more
-
『世界の不思議な音 奇妙な音の謎を科学で解き明かす』
2016年6月1日私自身、本書の翻訳に取り組んだ数カ月で、音に対する認識がずいぶん変わった。何気なく聞き流していた環境音が、じつは気持ちに大きく影響し…more
-
『数学者たちの楽園 「ザ・シンプソンズ」を作った天才たち』サイモンシンは”ET”の通訳だった
2016年5月27日正直、驚きました。アメリカのアニメ、それも毒気たっぷりの『ザ・シンプソンズ』だというのですから。たしかに、欧米の科学者に『ザ・シンプ…more
-
『数学者たちの楽園 「ザ・シンプソンズ」を作った天才たち』数十年来の陰謀を暴く
2016年5月26日実に8年ぶりにサイモン・シンが帰ってきた! テーマはズバリ『ザ・シンプソンズ』しかも、切り口は風刺でもなければアニメ論でもなく、『ザ…more
-
科学すること、あるいは科学者であること──『右脳と左脳を見つけた男 – 認知神経科学の父、脳と人生を語る』
本書は輝かしい人生を送り、現在70半ばを超えた著者が語る自伝/回顧録である。科学者の自伝と一言でいっても、リチャード・ドーキンスにス…more
-
『科学の発見』なぜ、現代の基準で過去を裁くのか
2016年5月18日本書は、物理学者スティーヴン・ワインバーグがテキサス大学で行ってきた科学史の講義に基づいた著書の邦訳である。『科学の発見』というタイ…more
-
『ウイルスは生きている』家なき子ウイルスと生命の輪
2016年5月17日「家なき子」のウイルス。生物の細胞という部屋に入って、細胞膜という「壁」に囲まれ、リボソームという細胞内でタンパク質を作る役割を持つ…more
-
『この世界を知るための 人類と科学の400万年史』
科学の歴史を太古から現代までたどった本書では、科学の人間的側面こそが中心的なテーマとなっている。科学研究の時代的な流れを人類の誕生か…more
-
『直感力を高める 数学脳のつくりかた』
2016年5月16日巷にはいろいろな方法を謳った一般書が出回っているが、これといった効果を実感できなかったので、この本を手に取ってくれた人もいるかもしれ…more
-
悪魔が仕掛ける軍拡競争 『カッコウの托卵 進化論的だましのテクニック』
カッコウ、である。見たことがあるような気もするが、記憶は定かでない。しかし、「♪静かな湖畔の森の陰からもう起きちゃいかが」と鳴くとい…more
-
『心臓の科学史 古代の「発見」から現代の最新医療まで』 心臓の謎に挑み続けた人類の物語
"本書の内容は、単なる心臓にまつわる科学史に留まるものではない。この本には、ファバローロのように困難を乗り越え多くの命を救った医師の…more
-
『戦争の物理学』戦史と物理学の歴史の見事な融合
戦争の物理学の本を書いている。著者がこう話すと、周りからは「物理学が戦争と何の関わりがあるんだい?」という言葉が返ってきたという。続…more
-
『宇宙からいかにヒトは生まれたか 偶然と必然の138億年史』
なぜヒトは宇宙論や生物学に惹かれるのか。それは僕たちの身体が星の欠片からできており、ヒトが細菌のような生物から進化してきたことを自覚…more