社会
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『イージス・アショアを追う』国の防衛政策を徹底検証、地方新聞の戦いの記録
2020年2月22日イージス・アショアは、地上配備型のミサイル迎撃システムである。本書は、この最新の防衛装備の配備計画をめぐる秋田魁新報の足かけ2年にわ…more
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『孤塁』初めて語られた双葉郡消防士たちの「あの日」
"2011年3月11日、福島県双葉郡では、多くの学校で卒業式が執り行われていた。通い慣れた校舎に名残惜しさを感じながら、子どもたちは…more
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『「その日」の前に』よく生きよ、死を思え
カリフォルニアにあるプロヴィデンス聖十字架医療センターに入院する緩和ケアを受ける患者たちひとりひとりに対峙し、写真とともに彼らの考え…more
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『スクエア・アンド・タワー』ネットワークと階層制組織 2軸で読み解く世界の歴史
2020年2月15日本書は『タイム』誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれ、今、世界で最も優れた知性の一人といわれる歴史学者ニーアル・ファーガソ…more
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『生まれてきたことが苦しいあなたに 最強のペシミスト・シオランの思想』人生がどうしようもないほど暗くむなしいときに悲観を楽しむ方法論
こんな暗い感情を披瀝したところで会話が盛り上がるはずがなく、賛同が得られるわけでもなし、むしろメソメソうるさい奴だ、望みどおり早く消…more
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『2050年のメディア』メディアの栄枯盛衰を辿る記録
『2050年のメディア』は著者の下山進が文藝春秋に入社した1986年から、慶應大学湘南藤沢キャンパスでこのタイトルの講座を持つまでの…more
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『時間とテクノロジー』時間と空間、主観と客観。アイデンティティーのこれから
2020年1月31日この先の私たちの時間感覚というものは、どのように変わっていくのか? これをテクノロジーという観点から読み解いたのが、佐々木俊尚氏によ…more
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『得する、徳』は令和の「論語と算盤」だ! ということにしておきたい
HONZきってのヨッパライ男、栗下直也が徳を説く。ええ加減にせんかぁという気がしないでもないが、論理は明晰にして内容は爆笑。あなたも…more
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『21Lessons 21世紀の人類のための21の思考』急速に変化する世界をどう生きる 知の巨人が語る現代の問題21章
2020年1月25日"近年、急速に発展するテクノロジーと科学の進歩は、産業革命を超える社会的変化を私たちに強要しつつある。その変化は産業革命よりもはるか…more
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天邪鬼な人にもオススメできる、酔いどれ栗下直也が説く『得する、徳』
"「徳って何?徳を積めば成功できるの?どうやったら徳を積めるの?」 そんな、栗下さん自身が感じてきたモヤモヤの思考の旅路を、一…more
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時系列に沿った「因果の物語」が通じなくなった世の中で生まれた新しい哲学『時間とテクノロジー』
2020年1月17日過去と現在の境目がなくなったとき、私たちには何が起こるのか。著者は”「因果の物語」の終焉”と表しているが、その次に来る「物語」とは何…more
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『片手袋研究入門』路上観察学会を震撼させた未来までを見渡す「考現学」
"手袋とは片方だけ落としやすいものだ。人生で一度も手袋を無くした経験を持たない人は少ないだろう。どんなに高級なものでも、落とすときは…more
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『ラディカル・マーケット』ラディカルなマーケットが創造する、平等で寛容で成長する社会とは
2020年1月14日市場がその本来の機能を果たしていないなら、市場のルールを作り替える必要がある。今ある市場を新自由主義的に盲信する(市場原理主義)ので…more