堀内 勉
-
『誇りある金融 バリュー・ベース・バンキングの核心』「価値」を大切にする新しい金融のあり方とは
2020年8月22日本書の冒頭で、思想家チャールズ・アイゼンシュタインの、「バンカーとは、おカネを美しく使う人を探してくる人のことをいう」(『聖なる経済…more
-
『SDGs投資 資産運用しながら社会貢献』「資本主義の父」渋沢栄一、SDGsとの深い関係
2020年7月11日本書は、金融の素人にはわかりにくい、ESG(環境・社会・企業統治)とSDGsの違いや、SDGsを実現するための「インパクト投資」とい…more
-
『コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画』心ある日本の経営者たちへ、事業再生のプロからの提言
2020年6月6日危機は必ず終わり日はまた昇る。危機の時代はリーダーの時代である。そしてリーダーたちの覚悟と行動と働き次第で、日本が30年ぶりの上昇期…more
-
『両利きの組織をつくる』日本企業の変革を阻む慣性力とそれを打ち破る組織経営論とは
2020年5月1日本書は、『両利きの経営』がベストセラーになった、スタンフォード大学のオライリー教授と、その弟子である組織開発コンサルタントの加藤雅則…more
-
『世界史の針が巻き戻るとき 「新しい実在論」は世界をどう見ているか』哲学界の若き天才が提唱、新実在論と倫理資本主義
2020年4月25日現代社会において、ポストモダニズムからポストトゥルース(ポスト真実)が広がり、それがトランプ米大統領誕生やブレグジットに見られるポピ…more
-
『コロナの時代のぼくら』コロナ後の我々は、何を守り、何を捨て、どう生きていくべきなのか?
2020年4月13日本書は、イタリアでコロナウイルスの感染が広がり、死者が急激に増えていった2月下旬から3月下旬に綴られたエッセイである。more
-
『次のテクノロジーで世界はどう変わるのか』メガテクノロジーがもたらす世界の高速変化とは
2020年3月20日"著者は、自分の立ち位置について、本来はキリスト教の伝道師を意味する「エバンジェリスト」だと言う。AI(人工知能)やブロックチェーン…more
-
『岩井克人「欲望の貨幣論」を語る』「貨幣とは何か?」というシンプルで極めて難解な問い
2020年3月18日本書は、「貨幣とは何か?」という難問に対し、日本を代表する経済学者の岩井克人が、 30年以上にわたって挑み続けた全記録であるmore
-
『2050年 世界人口大減少』と『人口で語る世界史』2050年以降の世界人口は減少に転じるのか?
2020年3月6日国連予測では今世紀末に110億人に達する世界人口が、思いのほか増加しないとする見方の背景にあるものとはmore
-
『シン・ニホン』未来を予測するのに一番良い方法は、それを発明することである
2020年2月28日本書は10年前の名著『イシューからはじめよ』の続編とも言える、ファクトベースの現状分析に基づいた、新たな時代に向けての日本社会への提…more
-
『スクエア・アンド・タワー』ネットワークと階層制組織 2軸で読み解く世界の歴史
2020年2月15日本書は『タイム』誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれ、今、世界で最も優れた知性の一人といわれる歴史学者ニーアル・ファーガソ…more
-
『ラディカル・マーケット』ラディカルなマーケットが創造する、平等で寛容で成長する社会とは
2020年1月14日市場がその本来の機能を果たしていないなら、市場のルールを作り替える必要がある。今ある市場を新自由主義的に盲信する(市場原理主義)ので…more
-
『2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望』SDGsを通して見る2030年の世界地図
2020年1月4日"著者の落合陽一は、学者、メディアアーティスト、実業家など多くの顔を持ち、「現代の魔法使い」と呼ばれる若手マルチタレントである。30…more
-
『人口減少社会のデザイン』「人口減少社会」に直面する日本に残された選択肢とは
2019年12月29日「集団で一本の道を登る時代」の昭和、「失われた30年」の平成に続く、「人口減少社会」の令和における最大のテーマは、人がどう住み、どの…more