仲野 徹
http://www.fbs.osaka-u.ac.jp/labs/nakano/
ノンフィクション、とりわけ伝記が好き。それが昂じて専門誌に「なかのとおるの生命科学者の伝記を読む」を連載。単行本(学研メディカル秀潤社)として上梓したところ、成毛代表の目にとまりHONZに参加。書籍購入費の抑制、および、仕事と飲酒と読書のバランスとれた鼎立、が永遠の課題。
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我々は操られているのかもしれない『マインドハッキング:あなたの感情を支配し行動を操るソーシャルメディア』
2020年9月27日トランプの大統領選勝利、英国のEU離脱、オルタナ右翼の台頭。いずれにも関与していた民間組織がある。その名はケンブリッジ・アナリティカ…more
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“不可能” を追い求めた科学者の冒険 『「第二の不可能」を追え! ― 理論物理学者、ありえない物質を求めてカムチャツカへ』
宇宙物理学を専門とする著者スタインハートは、ちょっとしたきっかけから、「準結晶」という状態─水晶のような結晶でもない、結晶構造を持た…more
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誰でもわかる『みんなに話したくなる感染症のはなし』、みんな読んでね! <自著の前書きです
2020年8月28日中学生にもわかる感染症の本。ウイルス、細菌、免疫について、とりあえずこれくらいを知っておいたら大丈夫。新型コロナウイルスの報道でさま…more
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『幻のオリンピック:戦争とアスリートの知られざる闘い』を読んで、スポーツと平和について考える
2020年8月27日1940年、皇紀2600年を記念して東京でオリンピックが開催されるはずだった。しかし、日本政府が開催を断念、中止された。それを巡っ…more
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なんたるガッツ!『明治を生きた男装の女医』がスゴすぎる
高橋瑞(たかはし みず)、嘉永5年(1852年)生まれ。その名を知っている人はどれくらいいるだろう。日本で三番目に医師国家資格を取…more
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真打ち登場!テレビを見るならこれを読め『新型コロナウイルスを制圧する』
いわずとしれた新型コロナウイルス。さまざまなことについて百家争鳴といってもいいような状態だ。我々が知るべきなのは、なにがわかっていて…more
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エンタメ化されたニューロサイエンスが素直におもろい『つむじまがりの神経科学講義』
2020年7月27日脳科学とちがって神経科学はちょっと取っつきが悪い。でも、理解できたら、脳科学のことがうんとよくわかる。大阪大学名誉教授であるおもろい…more
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稀代の名医、その壮絶なる生涯『評伝 関寛斎 1830-1912:極寒の地に一身を捧げた老医』
2020年7月10日江戸時代、文政年間から大正元年まで生きた医師・関寛斎。佐倉順天堂に学んだ寛斎は名医の誉れ高く、徳島藩の御典医に召される。その地に医学…more
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地を這う新型コロナウイルス禍メモワール、60職種77名による『仕事本 わたしたちの緊急事態日記』
2020年6月27日新型コロナウイルス感染、緊急事態宣言が出された頃から三週間ほどの日記集である。60種類の仕事の77人が、それぞれの立場から自分の声で…more
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『患者になった名医たちの選択』に生き方を学ぶ
医師だって人間だ。他の人と同じように患者になる。そうなった時、医学を知っているだけに、いかに病気を受け止めるかは一般の人とは異なって…more
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AIなんか怖くない(ような気がする)『スマートマシンはこうして思考する』
2020年6月5日自動運転、アルファ碁、IBMのワトソンなど。魔法のように見えるスマートマシンはどのように「思考」しているのだろうか。その開発の歴史を…more
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恐怖のバイオレンス vs 心理サスペンス『人生論 あなたは酢ダコが好きか嫌いか:女二人の手紙のやりとり」
2020年6月4日『九十歳。何がめでたい』の佐藤愛子さんと、発達障害であることを公表しておられる小島慶子さんの往復書簡。内容は、夫婦、世の中、人生。中…more
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新自由主義のまっただ中で犬死にしないための方法序説『武器としての「資本論」』
2020年5月27日驚いたことにマルクス経済学が復活してきているという。貧困と格差、新自由主義経済がもたらした問題が、カール・マルクスが『資本論』などで…more
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『地球に住めなくなる日』まであと?年、絶望するより行動を!
2020年4月27日二酸化炭素による地球の温暖化は確実に進みつつある。「世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努…more
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日本人の人生ってこうなんや『人生の歩みを追跡する』
2020年4月25日2007年からおこなわれている「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査」、通称「東大社研パネル調査」の報告書。収入、男女間格差…more