HONZ記事
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『分水嶺』専門家たちの葛藤を描いた傑作ノンフィクション
本書は、未知の新型コロナウイルスに立ち向かった「専門家会議」の内部で何が起きていたかを徹底取材した傑作ノンフィクションである。雑誌『…more
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今週のいただきもの:2021年4月11日週
2021年4月17日そろそろふきのとうの旬が終わる頃ですが、ばっけみそ(ふきのとうみそ)を作ってみたら大変おいしかったので、ご紹介します。と、言ってもす…more
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『土葬の村』消えゆく弔いの習慣 忘却されていく情景
本書を数ページめくっただけで、2つの驚きがあった。1つは、火葬が当たり前とされる今日でも、まだ土葬というスタイルが残っていたこと、2…more
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国際政治経済を動かすコモディティ商社『The World For Sale』
つねにマーケットと対峙しつつ、ときに大手金融機関や大物政治家と手をくみながらグローバル政治経済を手玉にとり、国際的な需要と供給を調整…more
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こんな本を待っていた! 『取材・執筆・推敲〜書く人の教科書』
2021年4月14日こんな本を待っていた! そんな一冊に挙げられそうな、あの超絶ベストセラー『嫌われる勇気』の古賀史健さんの新刊だ。3年間かかりっきりだ…more
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『新時代の江戸前鮨がわかる本 訪れるべき本当の名店』寿司評論家による30年ぶりの本格的な江戸前寿司の紹介本
2021年4月12日寿司評論家の第一人者の早川光氏が、コース1万8千円以下で、3万円超の高額有名店に勝るとも劣らない東京の名店10店を、鮮明なカラーグラ…more
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一気読み必至の警察ノンフィクション!『警視庁科学捜査官』
"地下鉄サリン事件の翌年、著者は警視庁史上初の科学捜査官に任命された。科学捜査の必要性は昔から叫ばれてきたものの、これまではスローガ…more
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今週のいただきもの:2021年4月4日週
2021年4月10日毎日料理をしていると、ふと自分の作るものに飽きることがあるんですが、そんな時は新しいレシピ本を買うことにしています。最近私が買ったの…more
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『しゃにむに写真家』小学校教員から写真家に、「いばらの道」で何を撮るか
"「今の仕事をこのまま続けるつもり?」。妻のその一言で人生が思わぬ方向へと動いた男のエッセイだ。 なるほど、妻にここまで言わせ…more
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必要なのは「社会の変え方」のイノベーション 『未来を実装する』
2021年4月9日テクノロジーが社会に普及するには、何が必要なのだろうか。コロナ禍で話題になった電子署名やUber、Airbnb…世に広がるものと、そ…more
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『Liquid 液体 この素晴らしく、不思議で、危ないもの』
2021年4月8日石器時代の道具から最先端のラボオンチップ医療革命までーー本書は材料を生みだし、材料に生かされてきた人類のイノベーションの物語でもある…more