HONZ記事
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今週のいただきもの:2021年5月16日週
2021年5月24日少し遅めの時間に行く、スーパーの楽しみってありますよね。普段、予算の都合でスルーしていた食材が見切り品になっていたりすると、ワクワク…more
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『くらしのための料理学』「手を抜く」のではなく「力を抜く」
土井善晴さんが「家庭料理を作る人々」へ向けて発信し続けてきたメッセージを、体系立てて学ぶことができる「テキスト」が本書だ。『くらしの…more
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『俺の上には空がある広い空が』冤罪と末期がん、不運な男が到達した人生の真理とは
2021年5月22日「苦しみに耐えた人が/もし強くなれるのならば/私の強さは無類だろう」。これは「強さと優しさに」と題された詩の冒頭である。自らの強さを…more
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『探偵はここにいる』解き明かされる探偵たちの実像、妖しい不倫現場、そして社会の闇の断片
2021年5月20日探偵の人生にじっくり焦点を当てた本をずっと読みたいと思っていた。フィクションではなくノンフィクションでだ。結論を先に書いてしまうと、…more
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『2040年の未来予測』今から20年後、国家と大地の両方を揺るがす大変動が起きている
2021年5月18日本書は2040年の未来を予測・解析したもので、森羅万象に渡って博識の著者がその炯眼を余すところなく披露する。既に多くの書評によって紹…more
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『令和元年のテロリズム』令和日本のいびつな自画像
ひとつの犯罪が時代を象徴することがある。本書は、令和元年に起きた「川崎殺傷事件」を入り口に、日本の自画像を描こうとする試みである。あ…more
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『越えていく人——南米、日系の若者たちをたずねて』
2021年5月17日ペルー生まれ日本育ちの著者が、ペルー、アルゼンチン、ブラジル、ボリビア、パラグアイと、日系人1万人以上住むとされる国々を訪れる旅がは…more
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『奴は・・・』写真で辿る小説家・北方謙三の40年
作家・北方謙三のデビュー直後から、著者近影や大物俳優とのコラボレーション、アメリカ取材など、ハレのときだけでなく、友として近くで撮っ…more
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今週のいただきもの:2021年5月9日週
2021年5月15日海外旅行へ行けるようになるのはまだしばらく掛かりそうなので、気分だけでも味わうべく、先日はロシア風縛りで料理しました。餃子はペリメニ…more
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『安いニッポン 「価格」が示す停滞』賃金も生活の満足度も低い 日本の「豊かさ」とは何か
安いニッポン 「価格」が示す停滞 (日経プレミアシリーズ) 作者:中藤 玲 出版社:日本経済新聞出版 発売日:2021-03-09 …more
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『罪を償うということ 自ら獄死を選んだ無期懲役囚の覚悟』無反省は凶悪犯への第一歩
帯にある身も蓋もない惹句のとおり、本書は刑務所に服役する凶悪犯の大多数が自らの犯した罪について何ら反省していないと指摘する一冊である…more
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ついに考古学史上最大の謎を解明!?『土偶を読む』
2021年5月13日"本書は土偶の謎を史上初めて解明したと高らかに宣言する一冊である。土偶の研究がはじまって130年以上になる中、まだ誰も解いたことのな…more
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今週のいただきもの:2021年5月2日週
2021年5月9日自分の料理に飽きてきた時の解決法シリーズですが、普段買わない食材を買ってみるのもオススメです。先日、エシャロットが安かったので買って…more
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「弱さ」を生かせる社会をつくろう 『マイノリティデザイン』
有名企業を担当するコピーライターだった著者は、息子が目に障害を持って生まれてきたのを機に、活躍の舞台を福祉業界にスライドさせた。片腕…more