おすすめ本レビュー
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『文系と理系はなぜ分かれたのか』単純だが、悩ましい分類のこれまでとこれから
日本の高校生の多くは、文系か理系かの二択を突きつけられる。本書を読んで、よりよい選択ができるようになるかは読み手次第だが、知らないう…more
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実録自伝!旧ソ連の女ゴルゴ13 ”最高の女性狙撃手 レーニン勲章を授与されたリュドミラの回想”
すごい本だ。もしこれが小説なら、荒唐無稽と片付けられてしまうに違いない。ノンフィクションの醍醐味をこれほど味わえる本はない。旧ソ連、…more
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『行列日本一 スタミナ苑の 繁盛哲学』ホルモンを制する者は、焼肉業界を制す
2018年12月26日ホルモン一筋45年。「生ける伝説」「ホルモン馬鹿」と呼ばれる、本書の著者でスタミナ苑店主の豊島雅信さんいわく、「ホルモンを制する者は…more
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死とどう向き合うべきか──『現代の死に方: 医療の最前線から』
2018年12月25日死は一つだが死に至るルートは複数あり、自分はまだ死んだ経験はないので、備えようと思っても難しいものがある──と、そんなことを考えてい…more
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『空をゆく巨人』国境を越えた友情を追う
2018年12月22日第16回開高健ノンフィクション賞受賞作は川内有緒『空をゆく巨人』に決定した。ノンフィクション好きはこの作者の名に見覚えがあるかもしれ…more
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『日本史で学ぶ経済学』趣味としての教養で心豊かに
『日本史で学ぶ経済学』は、「趣味としての教養」のニーズを満たす一冊だ。享保の改革について「足高の制」や「目安箱」などを中学校で学んだ…more
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生きて帰らなければなりません、絵を描くために『無言館――戦没画学生たちの青春』
かれらは生きたかったにちがいない。生きて絵を描きたかったにちがいない。そうした思いが何十点も集まれば、きっと何か、ぼくたちの想像をこ…more
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『フェルメール』写真家・植本一子のフェルメール「全点踏破」の旅
2018年12月17日"このように、あなたが実際に旅に出たような錯覚に陥るのは、植本一子さんの文章が、美術館に流れる空気の流れと、彼女の繊細に揺れ動く心を…more
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『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』哲学界の「ロックスター」が語る、世界が存在しない理由
本書は、「欲望の資本主義」「英語でしゃべらナイト」「爆問学問」「ニッポンのジレンマ」「人間ってナンだ?超AI入門」「ネコメンタリー」…more
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異なる道筋で進化した「心」を分析する──『タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源』
2018年12月16日タコには5億個ものニューロンがあり(これは犬に近い。人間は1000億個)、脳ではなく腕に3分の2が集まっている。犬と同じニューロンっ…more
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『50 いまの経済をつくったモノ』経済学の視点から技術を見つめる一冊
人類が発明した50のモノを、洗練された筆致で書き綴った、気軽な読み物だ。取り上げられているのは「コンクリート」や「紙」など手で触れら…more
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ナニワの病理学教授の本! 『(あまり)病気をしない暮らし』
2018年12月13日『こわいもの知らずの病理学講義』が7万2千部に! ということでウハウハだという大阪のおっさんこと、ナニワのレビュワー仲野徹先生の新刊…more
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『ベートーヴェンを聴けば世界史がわかる 』音楽家の役割は、顧客を創造すること
2018年12月12日今年読んだ新書の中で、文句なしにNo.1の一冊。平易な文章で書かれ、分量もコンパクトだが、奥が深い。昨年、『世界のエリートはなぜ美意…more
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「歩くたびにおっぱいが大きくなるマシーン」の発明家が綴る『無駄なことを続けるために -ほどほどに暮らせる稼ぎ方-』
200以上の「無駄なもの」をつくり、YouTubeで6万人以上、Twitterで5万人近いフォロワーを誇る、発明家の藤原麻里菜さん。…more
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『地面師』積水ハウスはなぜ55億円を騙し取られたのか
2016年10月、東京・新橋の歓楽街の一角。資産家の女性の白骨遺体が発見された。自宅と隣家のせまい隙間に、うつぶせに倒れていた。これ…more