事件・事故
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『つけびの村』山口連続殺人事件の真相、噂は続くよ、どこまでも
2019年10月11日著者の取材は、ある噂話の真相を確かめようと試みたことから始まった。それは、この集落には“夜這い”の風習があり、その遺恨をめぐり殺人事…more
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十二人を殺害し五〇人を暴行、百件以上の強盗を行った最悪の殺人鬼──『黄金州の殺人鬼──凶悪犯を追いつめた執念の捜査録』
2019年10月3日この『黄金州の殺人鬼』は、いわゆる連続殺人鬼を追った事件物のノンフィクションなのだけれども、まず様々な他の連続殺人事件と比較して凄い…more
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『黄金州の殺人鬼 凶悪犯を追いつめた執念の捜査録』連続殺人鬼を追い続けた女性作家の記録
1976年6月から86年5月まで、カリフォルニア州の各地で50人以上をレイプし、少なくとも13人を殺害、100件以上の強盗を行ったシ…more
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『史上最恐の人喰い虎――436人を殺害したベンガルトラと伝説のハンター』悲しき猛獣は、なぜ生まれたか?
チャンパーワットの人喰い虎――436人を殺害したとされる雌のベンガルトラの足跡を追い、ジム・コーベットという伝説のハンターとの対決を…more
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『月下の犯罪』名門一族の秘められた罪をめぐる極私的ノンフィクション
1945年3月24日の晩、オーストリア国境近くの村レヒニッツにあるバッチャーニ家の居城で、ナチとその軍属のためのパーティーが開かれて…more
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数百分の1の時間で追体験すべき『ストーカーとの七〇〇日戦争』
"「なんとかしてこの体験を書かねば、吐き出さなければ、今後自分は文章を書いていくことができなくなってしまう。」 本書『ストーカ…more
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『死の海「中河原海岸水難事故」の真相と漂泊の亡霊たち』あの日、彼女たちは何を見たのか?
"昭和30年7月28日午前10時ごろ、三重県津市の中河原海岸で女子生徒たちが溺れ36人もの死者を出した。足をさらわれ、泳ぎの得意では…more
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暗い好奇心を満たす豪華絢爛の著『犯罪学大図鑑』
"そんな中でも、ひときわ暗い好奇心を呼び覚ましてくれるのが、凶悪犯罪だ。事件のあらましから犯人の手口、動機、背景、現場の状況、事件の…more
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『僕とぼく 妹の命が奪われた「あの日」から』 「佐世保小6殺害事件」被害者の兄ふたりの“その後”
"2004年6月、長崎県佐世保市の小学校で6年生の女子児童が同級生の女児にカッターナイフで喉を切られ死亡する事件が発生した。学校内で…more
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高校生山岳部員たちの命を奪った雪崩事故は何故おきた『那須雪崩事故の真相 銀嶺の破断』
2019年6月27日2017年3月27日に発生した那須雪崩事故、といってもわからないかもしれない。しかし、栃木県立大田原高校の生徒7名と指導教員1名が死…more
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『世界が動いた「決断」の物語』読むだけで、決断がきっとうまくなる
分かれ道に立ったとき、右か左かどちらに行こうか、立ち止まって考え、そして、悩む。最終的にはどちらかに決めて、歩を進め、また、次の分岐…more
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『ストーカーとの七〇〇日戦争』ストーカーは病気である!
本書は被害当事者が、ストーカー行為の一部始終を赤裸々に語った数少ない本である。一度は信頼した人が変貌していく過程に総毛だつ。more
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『人喰い ロックフェラー失踪事件』精神世界と現代社会、両者間の深刻な断絶
2019年5月18日事件は1961年のオランダ領ニューギニアで起きた。ロックフェラー家の一員として輝かしい未来を約束されていた、マイケル・ロックフェラー…more
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『トッカイ』バブルの後始末はまだ終わっていない
"本書は「トッカイ(特別回収部)」と呼ばれた人々の戦いの記録である。トッカイは、経営破綻した住宅金融専門会社(住専)や銀行から選ばれ…more
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『牙 アフリカゾウの「密猟組織」を追って』その何気ない行動が、ゾウの生死を分ける
2019年5月8日サバンナのダイヤモンドとも言われる象牙。本書は、元アフリカ特派員の著者がアフリカ南部における象牙マーケットの全貌を描き出し、取引され…more