教養・雑学
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真の教育、オックスフォード大学にあり『教え学ぶ技術 問いをいかに編集するのか』
2019年10月27日オックスフォード大学・苅谷剛彦教授によるチュートリアル(個人授業)の模擬講義。学生に、いかに気づかせ、いかに考えさせるのか。膨大な資…more
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『お砂糖とスパイスと爆発的な何か 不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門』私にもあった女性差別の驚き
2019年10月16日『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』は一般向けフェミニズム評論だ。著者の北村紗衣の専門はシェイクスピアのフェミニスト批評。東京大学で学…more
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幸福になるためのワンコイン投資(ただし税別) 『逃げろ 生きろ 生きのびろ! 』
2019年9月27日『ガンジス河でバタフライ』のたかのてるこの『生きる』シリーズ第二弾。幸せになるのは何も難しいことじゃない。世界各地で撮影した素晴らし…more
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『哲学と宗教全史』読み終えたとき、旅がはじまる
本書では、どのような人物がどんな宗教や哲学を生み出してきたのかを歴史の流れの中で学ぶことができる。今までの歴史本よりも人物にスポット…more
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地図帳は、愛玩物であり夜空である 『地図帳の深読み』
2019年9月15日帝国書院の本だ。そう、あの地図帳で有名な出版社である。ほとんどの教科書は捨ててしまったが「地図帳」だけは手元に残しておいた、という方…more
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『暴力と不平等の人類史: 戦争・革命・崩壊・疫病』平等は破壊の後にやってくる
ものすごい本だ。まずはページ数。索引と原注だけで141ページ。本文582ページ。重い。次は帯。「核戦争なき平等化はありえるか?」とい…more
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『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を買ったのは、どういう人たちなのか?
発売前のゲラを読んだ読み手がこぞって絶賛し、話題になった『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(長いタイトルなので、『ぼくイ…more
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『世界の危険思想 悪いやつらの頭の中』世界の裏社会から見えてくる、犯罪者の思考と人間の深い業
2019年8月31日本書は著者が取材した殺し屋や売春婦、ドラッグディーラーやジャンキーなどといった裏社会に生きる人々が、何を考えて犯罪という道を選び、行…more
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吉森教授の そろそろ『仲野教授の そろそろ大阪の話をしよう』の話をしよう
2019年8月9日『仲野教授のそろそろ大阪の話をしよう』は、仲野徹が身の回り5m以内の近さの人と大阪について語り尽くした一冊です。そんな訳でレビューに…more
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『どんな肉でも旨くする サカエヤ新保吉伸の全仕事』タベアルキスト・マッキー牧元さんの企画による、精肉業界のカリスマ・新保吉伸さんの新刊書
2019年8月7日精肉店サカエヤの新保吉伸さんの肉は、今、日本中の料理人たちから「この人の手当てを受けた肉を扱いたい」と熱烈な支持を得ています。新保さ…more
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嘘いうなっ! 誰も何も学んでないやないか‼ 『人生で大切なことは泥酔に学んだ』
HONZきっての泥酔男、メルヘン栗下が満を持して放った一冊。常に泥酔している男が,泥酔系有名人のエピソードを語り尽くす。栗下でないと…more
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『ことばにできない宇宙のふしぎ』「宇宙と人間」を楽しむ大人の絵本
本書の3年前に出版された同じ作家の『翻訳できない世界のことば』は本当にステキな大人の絵本でした。世界中の言語から、その言語にしかない…more
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『ベストセラー伝説』予想外のヒットを生む、変わらない「ぶれない心」
2019年8月3日ベストセラー伝説 (新潮新書) 作者:本橋 信宏 出版社:新潮社 発売日:2019-06-14 1956年生まれの著者が思い入れのあ…more
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思わず二度見してしまう『おならのサイエンス』
おならが出る化学的メカニズム、音がでる物理的メカニズム、食物がおならに変わるまでの生物学的メカニズムまでをも面白おかしく(ただ基本は…more