HONZ記事
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『モンスターマザー 長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い』”でっちあげ”を超える悪夢
2019年1月31日世間にモンスターが跋扈している。患者が、消費者が、視聴者が、そして親が、モンスターとなって理不尽な要求を言い募る。今では社会現象の一…more
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『肉声 宮崎勤30年目の取調室』初めて明かされた「肉声」が語る真実
2019年1月29日1988年8月から翌年の6月にかけて、埼玉と東京で相次いで幼い女の子が誘拐され、殺害される事件が起きた。「東京・埼玉連続幼女誘拐殺人…more
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『記憶術全史 ムネモシュネの饗宴』温故知新の読後感
2019年1月28日記憶の不思議を医学や脳・神経科学などから解説するサイエンス本は所狭しと本屋に並んでいるが、記憶術の歴史的なコンテクストを追いかけた本…more
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『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』を買ったのは、どういう人たちなのか?
新刊、ロングセラーがしのぎを削るビジネス書ジャンルに注目の新刊が登場しました。それが『FACTFULNESS』。発売と同時にメディア…more
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トラブルを未然に防ぎたいなら ”巨大システム 失敗の本質”を読め!
世の中にはとんでもない事故がおきることがある。その多くは防げたはずの事故である。『巨大システム失敗の本質』はどうしてそのような大事故…more
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『地球外生命と人類の未来──人新世の宇宙生物学』 地球外文明を探すことでわれわれ自身を救え
あまりにもぶっ飛んだ発想だと思われるかもしれない。でも同時に、それが示す可能性に胸を踊らせずにはいられないのではないか。なんてたって…more
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今週のいただきもの:2019年1月20日週
2019年1月26日先日の軽井沢で飲んだ、マッシュルームのポタージュがおいしくて忘れられません。マッシュルーム栽培の歴史は古く、17世紀フランスまで遡り…more
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『共犯者 編集者のたくらみ』「志」より「部数」を重視、あの編集者の仕事術
徳間書店や幻冬舎にてエンターテインメント系小説でヒットを連発。今や大家となった浅田次郎に初めて単行本を書かせた男だ。帯には幻冬舎社長…more
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つまらない仕事を減らせ──『NO HARD WORK!: 無駄ゼロで結果を出すぼくらの働き方』
2019年1月25日『小さなチーム、大きな仕事』の著者(というか会社)による最新作は、たくさん働いたって成果なんか上がらないしやめようぜ、休暇もいっぱ…more
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『生き残る判断 生き残れない行動』知識も準備も経験も、危機を察知できてこそ活きる
2019年1月21日災害・テロ・事件・事故。もしもの時の、とっさの判断が本書のテーマである。有事に何をすべきかを並べた、マニュアル的な内容ではない。なぜ…more
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『核兵器』テクノロジーの世紀にこそ学ぶべき核兵器の恐ろしさ
2019年1月20日本書は核兵器の基本原理から最新構造までを、現役の物理学者が徹底的に解説した稀有な技術書である。価格も9000円台と超弩級だし、数式や…more
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今週のいただきもの:2019年1月13日週
2019年1月19日先日、軽井沢へ行きました。軽井沢は今の時期、オフシーズンです。なので、宿でおいしいものを食べることがメインの予定でした。しかし、一番…more
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『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』ファクトで満たせば、世界に希望が溢れ出す
本書は、世界に対する認識と実態との間におけるさまざまなギャップを提示し、先入観にとらわれず世界を見ることの大切さを訴える。さらにその…more