アート・スポーツ
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『スポーツ・アイデンティティ どのスポーツを選ぶかで人生は決まる』「皆が野球」ではない、スポーツ選択を考える
2020年8月8日本書は文化論であり、組織論であり、教育論でもある。組織内のコミュニケーションに悩む人ならば、上司や部下がどのようなスポーツの経験者か…more
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『ポスト・スポーツの時代』いま、私たちが
見ているのは、これまでとは違う「スポーツ」だ"プロスポーツの試合が再開され、スタジアムに観客も戻ってきた。だが野球もサッカーもすっかり様変わりしてしまった。withコロナ云々を…more
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『北斎になりすました女 葛飾応為伝』歴史の闇に隠れた鮮やかな生涯
2020年7月7日本書は画家・葛飾北斎の娘に焦点をあてたものだ。当時は江戸ナンバーワンの人気絵師である北斎の元に、その絵の技術を手に入れようと、多くの…more
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戦後初の「甲子園がない年」……だからこそいま考えたい『野球と暴力』
2020年6月1日本書は「暴力」という切り口を通して、野球界の構造問題と、それを踏まえた変革のヒントを提示する一冊だ。夏も中止が決まり、戦後初めて「甲…more
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超常現象も秘密結社も超古代文明もすべてあります!
創刊40年の歩みを詰め込んだ『ムー ビジュアル&アート集』本書はあの!月刊『ムー』のビジュアル&アート集である。『ムー』は昨年創刊40周年を迎えた日本屈指のミステリーマガジン。本書では197…more
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『紳士と淑女のコロシアム 「競技ダンス」へようこそ』青春とは心の奥底にしまった段ボール箱のようなものである
2020年4月11日著者の二宮敦人氏は『最後の秘境 東京藝大』や『世にも美しき数学者たちの日常』など、身近にある知られざる世界を紹介することに長けた作家…more
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巣ごもりして探求の根を伸ばせ 『13歳からのアート思考』
2020年4月9日この本は、20世紀の「真のアーティスト」による6つの作品を、講義形式で順々に解説していく本だ。従来は同じゴールに向かっていたアートが…more
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自分だけの答えが見つかる『13歳からのアート思考』
2020年4月7日本書は、美術教師が著したものです。そのため、誰にでもわかりやすく教える文体なので、理解しやすい一冊となっています。この不透明で混沌と…more
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『野球と暴力』「暴力なし」でも強くなれる!
もし職場で上司が部下を殴ったら、普通の会社では大問題になる。だが野球界ではなぜか「愛のムチ」などという名で暴力が許される。そこには「…more
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『未来をつくる言葉 わかりあえなさをつなぐために』あえて、幼い子どもがいる家庭にすすめたい
新たな地平を開拓する学術書でもなく、悩みを解消する自己啓発書でもなく、武器を与えるビジネス書でもない。ジャンルわけは難しいが、誰に贈…more
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『日本のアートマーケットが1兆円になる日』市場の夜明け
2020年2月23日本書は、近代の日本経済と美術の流れを解説しながらも、著者本人が経験した数多くの失敗を糧に日本美術市場を再生させる計画を熱く語っている…more
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『12人の花形伝統芸能-覚悟と情熱』を読んで古典芸能を見に行こう
2020年2月2日"日本の伝統芸能である歌舞伎、文楽、能・狂言、演芸、それぞれから3人ずつ、計12人の「若手」が語り尽くしたインタビュー集である。かゆ…more
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『映画監督 神代辰巳』読者を圧倒する重量と熱量! 日本映画史を辿る貴重な一冊
"1995年2月24日、67歳で亡くなった神代辰巳の作品には今でも熱狂的なファンが存在する。本書の刊行記念特集上映〈蘇る神代辰巳〉に…more
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『今、評価され続けているアジアのアート』現代美術の動向
2020年1月7日本書は戦後から現代に至るまでのアジアのアートの動向について、経済を踏まえて俯瞰できる一冊だ。3部構成となっており、第1部は評論家や美…more