アート・スポーツ
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『奴は・・・』写真で辿る小説家・北方謙三の40年
作家・北方謙三のデビュー直後から、著者近影や大物俳優とのコラボレーション、アメリカ取材など、ハレのときだけでなく、友として近くで撮っ…more
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『世界のおすもうさん』エッセイとイラストで楽しむ相撲ルポルタージュ
2021年4月30日「スー女」(相撲好き女子をこう呼ぶ)で名高いライター和田靜香さんとイラストレーター&文筆家の金井真紀さんが意気投合し、多種多様の相撲…more
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『AとZ アンリアレイジのファッション』新刊超速レビュー
"ファッションが突然、僕を襲った。それまでにない感覚だった。「ファッションには伝える力がある。そして伝わる力がある。服は言葉を持つ」…more
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『最後のダ・ヴィンチの真実』13万の絵が、なぜ510億に?
2020年11月29日本書は1500年頃に制作されたこの小さなキリスト画が、1649年のイングランド王チャールズ一世処刑後、20世紀にアメリカの美術愛好家…more
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『カフェから時代は創られる』パリのカフェ文化と天才以前の天才
レーニン、トロツキー、ピカソ、マネ、ヘミングウェイ、サルトル、藤田嗣治、ボーヴォワール、後に天才と呼ばれる彼らが、まだ何者でもないこ…more
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崖っぷちボクサー、狂気の挑戦 『一八〇秒の熱量』
2020年9月9日激アツな一冊だった。我を忘れてシャドーボクシングをはじめるくらいに。本書は、36歳のB級ボクサー米澤重隆が日本チャンピオンに挑む日々…more
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『美術展の不都合な真実』新聞社やテレビ局が主催する現状
2020年9月7日"著者は美術展を20年ほど企画してきた人物だ。本書では企画展がなぜ混雑するのか、美術作品はどのようにして選ばれるのか、展覧会自体はど…more
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『幻のオリンピック:戦争とアスリートの知られざる闘い』を読んで、スポーツと平和について考える
2020年8月27日1940年、皇紀2600年を記念して東京でオリンピックが開催されるはずだった。しかし、日本政府が開催を断念、中止された。それを巡っ…more
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『スポーツ・アイデンティティ どのスポーツを選ぶかで人生は決まる』「皆が野球」ではない、スポーツ選択を考える
2020年8月8日本書は文化論であり、組織論であり、教育論でもある。組織内のコミュニケーションに悩む人ならば、上司や部下がどのようなスポーツの経験者か…more
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『ポスト・スポーツの時代』いま、私たちが
見ているのは、これまでとは違う「スポーツ」だ"プロスポーツの試合が再開され、スタジアムに観客も戻ってきた。だが野球もサッカーもすっかり様変わりしてしまった。withコロナ云々を…more
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『北斎になりすました女 葛飾応為伝』歴史の闇に隠れた鮮やかな生涯
2020年7月7日本書は画家・葛飾北斎の娘に焦点をあてたものだ。当時は江戸ナンバーワンの人気絵師である北斎の元に、その絵の技術を手に入れようと、多くの…more
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戦後初の「甲子園がない年」……だからこそいま考えたい『野球と暴力』
2020年6月1日本書は「暴力」という切り口を通して、野球界の構造問題と、それを踏まえた変革のヒントを提示する一冊だ。夏も中止が決まり、戦後初めて「甲…more
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超常現象も秘密結社も超古代文明もすべてあります!
創刊40年の歩みを詰め込んだ『ムー ビジュアル&アート集』本書はあの!月刊『ムー』のビジュアル&アート集である。『ムー』は昨年創刊40周年を迎えた日本屈指のミステリーマガジン。本書では197…more
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『紳士と淑女のコロシアム 「競技ダンス」へようこそ』青春とは心の奥底にしまった段ボール箱のようなものである
2020年4月11日著者の二宮敦人氏は『最後の秘境 東京藝大』や『世にも美しき数学者たちの日常』など、身近にある知られざる世界を紹介することに長けた作家…more