事件・事故
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『史上最恐の人喰い虎――436人を殺害したベンガルトラと伝説のハンター』悲しき猛獣は、なぜ生まれたか?
チャンパーワットの人喰い虎――436人を殺害したとされる雌のベンガルトラの足跡を追い、ジム・コーベットという伝説のハンターとの対決を…more
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『月下の犯罪』名門一族の秘められた罪をめぐる極私的ノンフィクション
1945年3月24日の晩、オーストリア国境近くの村レヒニッツにあるバッチャーニ家の居城で、ナチとその軍属のためのパーティーが開かれて…more
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数百分の1の時間で追体験すべき『ストーカーとの七〇〇日戦争』
"「なんとかしてこの体験を書かねば、吐き出さなければ、今後自分は文章を書いていくことができなくなってしまう。」 本書『ストーカ…more
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『死の海「中河原海岸水難事故」の真相と漂泊の亡霊たち』あの日、彼女たちは何を見たのか?
"昭和30年7月28日午前10時ごろ、三重県津市の中河原海岸で女子生徒たちが溺れ36人もの死者を出した。足をさらわれ、泳ぎの得意では…more
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暗い好奇心を満たす豪華絢爛の著『犯罪学大図鑑』
"そんな中でも、ひときわ暗い好奇心を呼び覚ましてくれるのが、凶悪犯罪だ。事件のあらましから犯人の手口、動機、背景、現場の状況、事件の…more
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『僕とぼく 妹の命が奪われた「あの日」から』 「佐世保小6殺害事件」被害者の兄ふたりの“その後”
"2004年6月、長崎県佐世保市の小学校で6年生の女子児童が同級生の女児にカッターナイフで喉を切られ死亡する事件が発生した。学校内で…more
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高校生山岳部員たちの命を奪った雪崩事故は何故おきた『那須雪崩事故の真相 銀嶺の破断』
2019年6月27日2017年3月27日に発生した那須雪崩事故、といってもわからないかもしれない。しかし、栃木県立大田原高校の生徒7名と指導教員1名が死…more
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『世界が動いた「決断」の物語』読むだけで、決断がきっとうまくなる
分かれ道に立ったとき、右か左かどちらに行こうか、立ち止まって考え、そして、悩む。最終的にはどちらかに決めて、歩を進め、また、次の分岐…more
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『ストーカーとの七〇〇日戦争』ストーカーは病気である!
本書は被害当事者が、ストーカー行為の一部始終を赤裸々に語った数少ない本である。一度は信頼した人が変貌していく過程に総毛だつ。more
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『人喰い ロックフェラー失踪事件』精神世界と現代社会、両者間の深刻な断絶
2019年5月18日事件は1961年のオランダ領ニューギニアで起きた。ロックフェラー家の一員として輝かしい未来を約束されていた、マイケル・ロックフェラー…more
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『トッカイ』バブルの後始末はまだ終わっていない
"本書は「トッカイ(特別回収部)」と呼ばれた人々の戦いの記録である。トッカイは、経営破綻した住宅金融専門会社(住専)や銀行から選ばれ…more
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『牙 アフリカゾウの「密猟組織」を追って』その何気ない行動が、ゾウの生死を分ける
2019年5月8日サバンナのダイヤモンドとも言われる象牙。本書は、元アフリカ特派員の著者がアフリカ南部における象牙マーケットの全貌を描き出し、取引され…more
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『わたしが「軽さ」を取り戻すまで シャルリ・エブドを生き残って』死を免れた女性漫画家の“その後”
2015年1月7日11時30分、フランスのパリ11区にある風刺新聞社「シャルリ・エブド」に武装した覆面男2人が侵入し、編集会議中の社…more
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では、あの犠牲とは何だったのか?『生かされなかった八甲田山の悲劇』
日露戦争を前にした訓練で、厳冬期の青森県八甲田山麓に入った陸軍歩兵第五連隊が遭難。199人もの死者を出した、八甲田山雪中行軍遭難事故…more
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『モンスターマザー 長野・丸子実業「いじめ自殺事件」教師たちの闘い』”でっちあげ”を超える悪夢
2019年1月31日世間にモンスターが跋扈している。患者が、消費者が、視聴者が、そして親が、モンスターとなって理不尽な要求を言い募る。今では社会現象の一…more