生物・自然
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『タネの未来 僕が15歳でタネの会社を起業したわけ』
著者の小林宙(そら)くんは、15歳でタネの会社を起業した。会社の名前は、「鶴頸(かくけい)種苗流通プロモーション」。会社のホームペー…more
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『史上最恐の人喰い虎――436人を殺害したベンガルトラと伝説のハンター』悲しき猛獣は、なぜ生まれたか?
チャンパーワットの人喰い虎――436人を殺害したとされる雌のベンガルトラの足跡を追い、ジム・コーベットという伝説のハンターとの対決を…more
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『生物の中の悪魔』我々の中にもいるかも知れない「マクスウェルの悪魔」
2019年9月17日本書に出てくる「悪魔」というのは、宗教やオカルト的な意味での悪魔ではなく、エントロピー増大の法則を破る思考実験上の「マクスウェルの悪…more
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これが実話だなんて!『大英自然史博物館珍鳥標本盗難事件』
2019年9月14日"ロンドンの王立学院に通う20歳の音大生が、あの大英自然史博物館から、死んだ鳥の羽を盗んだ――なぜ、前途有望な若者が300羽近い鳥の…more
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『生物学キーワード事典 生きものの「なぜ」を考える』ネット検索では得られない”大人の絵本”の知的大冒険
2019年8月30日生物学はまさに産業のフロンティアであり、自分の健康だけでなく投資するときにも必要となる知識なのだ。最新の生物学を再学習しようとするな…more
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『恐竜の世界史──負け犬が覇者となり、絶滅するまで』 失われた世界の新たな歴史
2010年代に描かれる恐竜は、かつてわたしたちが見聞きした恐竜とはまるで異なっている。というのも、恐竜にまつわる研究がこの20年ほど…more
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老舗×伊勢×ADHD×空手×酵母 =『発酵野郎!: 世界一のビールを野生酵母でつくる』
伊勢にある老舗餅屋の21代目がクラフトビール造りを始めた。酵母を愛し、伊勢を愛する発酵野郎こと鈴木成宗社長だ。その根拠なき発想と、汗…more
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『発酵野郎! 世界一のビールを野生酵母でつくる』著者はまちがいなく、ボクを超えるADHDだ
著者はボクがこれまでにお目にかかった経営者のなかで3本指に入る無茶な人だ。ある意味でビル・ゲイツや孫さんを超える。戦国時代から続く伊…more
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『流れといのち 万物の進化を支配するコンストラクタル法則』生命の知恵の結晶
2019年6月30日コンストラクタル法則は、一般向けには前作『流れとかたち』(紀伊國屋書店、2013年)で啓発書として発表され、読書界に強いインパクトを…more
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『富士山はどうしてそこにあるのか』 美しい地形には、賞味期限がある
2019年6月20日本書はNHKラジオ第2放送のカルチャーラジオ「科学と人間」で放送された内容に加筆して書かれた。富士山のみならず関東平野を含む日本列島…more
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とまどわないペリカン 『ハシビロコウのすべて』
2019年6月9日「動かない鳥」として、大人から子どもまで人気があるハシビロコウ。しかし、意外にも、その本は世に少ない。本書は待ちに待った「一冊まるご…more
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『わたしは哺乳類です』母乳から知能まで、進化の鍵はなにか
2019年6月3日著者はサイエンスライターにして、神経生物学の博士号を持ち、ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジとコロンビア大学で12年間も哺乳類の脳…more
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『ネコ・かわいい殺し屋 生態系への影響を科学する』野良ネコへの愛情はリスクを孕む
2019年5月6日本書を読む少し前、環境省による奄美大島のノネコ(野生化したネコ)への対策が議論を呼んでいるとのニュース記事を読んだ。ノネコが国の特別…more
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植物プランクトンが地球温暖化を解決する!?『海と陸をつなぐ進化論』
本書は、あのガブリエル・ウォーカーによる『スノーボールアース』を彷彿とさせる壮大な探究ドラマである。小さな巨人である植物プランクトン…more
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ご近所助け合いをする『樹木たちの知られざる生活』
2019年3月13日仲間内で互いに助け合うこともあれば、コミュニケーションもとっている――ドイツの森林管理のプロが長年見てきた樹木の驚愕の生態がここに!…more